ソファーと400冊の本を処分、広々空間を手に入れる【人生の棚卸し・断捨離】

人生(LIFE)
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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大きめのソファーを捨てたら、広々とした空間が手に入った

大きめのソファーを捨てたら、広々とした空間が手に入った

ラジオパーソナリティの宮地佑紀生さんは、(あの有名な「生放送中、相方の女性へ蹴り事件」が起きた番組のなかで)断捨離を次のように批判している。

100畳の部屋が3部屋あったら、ぜったい捨てないはずだ。好きで買ったモノを、なんで捨てなくちゃけない。嫌いで買ったモノなら、買うな。

出典: 「宮地佑紀生の聞いてみや~ち 2016年06月27日-YouTube」18分23秒頃、閲覧日:2016年8月8日

私も若い時分に「好きで買ったモノを、なんで捨てなくちゃけない」と思い、「好きで買ったモノ」で部屋を溢れさせていたことがある。しかし、40代を迎えた頃より、この考えは変わった。

モノが多すぎると、邪魔が増える。目的のモノ(や情報)にたどり着くのに、時間がかかる。所有していることを、忘れていることだってある。モノの量のバランスが崩れると、得るより失う方が多くなる。部屋代、倉庫代、時間、そして空間。

40代を迎えると、人生の見え方は変わる。自分にできること、できないこともだいたい分かる。残された時間も限られる。本、レコード、服…。こんなにモノがあったって、私が死んだら、ただのゴミ。まだ、本は処分している途中だが、この1ヶ月間で400冊を自炊し、あるいは捨てた。図書館を上手に利用したいし、Kindle unlimitedのようなクラウドサービスも活用すれば良い。

つまりところ、断捨離は死仕度のひとつだと考え始めている。

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