【「仕事ができる人」の仕事ぶり観察】できる人の特徴を個条書き

人生(LIFE)
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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20088

どうせ仕事をするなら「できる人」になりたいですよね!以前、本物の「仕事ができる人」と評判の方とご一緒に仕事をする機会があったので、その仕事ぶりの記憶をたどってみた。

仕事はすべて時間ぴったりで開始することが可能。もしくは数分前にはスタンバイしている

「約束の打ち合わせ時間だ」と立ち上がると、そのすでに本物の「仕事ができる人」が後ろに立っていた!みたいなことも。

本物は得てしてにこやかなので、決して時間的なプレッシャーを他者に与えたりしないようでした。

人に任せられるものは、任せる(余計な指示もしない)

先の事例とは矛盾しますが、本物の「仕事ができる人」が約束の時間に現れないこともあります。

本物の「仕事ができる人」は膨大な量の仕事をこなしているので、優先順位がはっきりしています。

他人に任せられるものがある場合は、相手のスケジュールを暗に考慮した上で任せてしまいます。丸投げの印象を相手に与えません。信頼関係もしっかりしていて、「ありがとう」という一言も忘れません。

「あなたたちのために、こんな大変な苦労をしてあげた」みたいな報告は必要がない限りしない

これは、とっても重要なところ。

「仕事しました!」と猛烈にアピールをする人の出現によって、生産性とあまり関係のないルーティンワークが増えてしまった、そんな経験ってありませんか。

たとえば、些末な例ですが、「みんなの前で事務所の全部の机を拭いちゃう」とか。自分の机は自分で拭いていたり、業者がしていたのだけど、新人が気を利かせてすべての机を拭くようになると、それが毎日の掃除としてスタンダード化してしまうようなイメージです。

本物の「仕事ができる人」は「人知れず、どうやらすべての机を拭いてくれているらしい」という噂は立つものの、目撃例はあまりありません。誰にも見られないところで計らってくれるので、他の同僚たちに余計なルーティンワークを発生させることもありませんし、他人に気を遣わせません。

本物の「仕事ができる人」にとって、そもそも誉められることがモチベーションではないようです。何がそうさせているのでしょう?もはや神秘のレベルです。

本物の「仕事ができる人」は業務全体を見通して、業務が円滑に進むようにしてくれます。できるようで、案外できないことです。違う星の生き物を見ているような気もしてきます。

暇な時にはお菓子を食べたりタバコを吸っている

本物の「仕事ができる人」の仕事ぶりに気づくと、同僚たちはそのスペックの高さに非常にビビります。とはいえ、仕事がないときにはのんびりしています。素敵です。

音楽やアートが大好き

本物の「仕事ができる人」は、ワーカーホリックではありませんでした。

余暇を楽しみにして、大好きなバンドに足繁く通い、素晴らしい音楽体験を、同僚たちに楽しく聞かせてくれます。

タッチタイピングが稲妻のように超高速

仕事の速さは、タッチタイピングに現れるかもしれません。

できるようでできないのが、テンキーの高速タッチタイピングです。「会計の勉強でもしてたんですか?」と思わず尋ねたくなるような速さで、数字を打ち込み、計算をします。

他者を「あの人は仕事ができる」みたいな褒め方をしない

本物の「仕事ができる人」が、「あの人は仕事ができる」みたいな褒め方をしているところを見たことがありません。不思議。

以上のまとめ

これは、ある仕事現場で私が目撃した本物の「仕事ができる人」の仕事ぶりでした。いくぶんか、個人的な所見があると思います。

あなたの周りにも、きっと仕事ができる人がいると思います。そんな尊敬できる人をよくよく観察してみると、いろんな学びを発見できるかもしれませんよ♪

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