コンビニのデュークが釣り銭を間違え、客のおじさんは50円をもらいそこねた話

人生(LIFE)
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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20104

私は買い食いが大好きで、この四十年間、学校や仕事帰りに欠かしたことがない。ビール、缶チューハイ、おにぎり、コロッケ、フライドチキン…。買い食いは一日の締めくくるご褒美である。なーんて開き直っているものだから、すっかりデブである(汗)

レジ係のデューク

昨日も駅近くのコンビニに立ち寄った。レジ係には「デューク」と名札をつけた青年が立っていた。カタカナの名前だけど、どうみても埴輪顔の日本人で、日焼けしたやんちゃそうな青年だった。私は、ゴルゴ13の主人公「デューク東郷」を彷彿させる名前の青年に「コロッケひとつよろしく」と言った。

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コロッケにタルタルソースは、そんなにレアなのか

青年は、「あ、コロッケすね」といった感じで、コロッケを取りに行き、のらりと戻ってきた。レジカウンターでコロッケが入った専用袋の封をしようとしている。ところが、彼は非常に不器用であった。まごつくデュークに「歩きながら食うんで、封をしないでいいっすよ」と私は言った。 デュークはストレスから解放されたのか、すぐさま明るい表情に変わった。

私は次に注文を付け加えた。「タルタルソースもよろしく」。デュークは「タルタルソースっすか。まじっすか」と、ビジネスライクらしからぬフレンドリーな口調で私につぶやいた。コロッケとタルタルソースは、そんなにレアな組み合わせなのか…と私も戸惑った。「これが結構うまいんだよね。てへ」みたいな表情をしてみた。

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50円玉も100円玉も形は似ている

注文したコロッケは、一個税込み125円であった。200円をデュークに渡したところ、25円の釣り銭を手渡された。これは何かの間違いではないかと思い、レシートを見ると、私は150円を渡したことになっていた。

とはいえ、50円玉も100円玉も、形は似ている。私は150円を彼に渡したような気もしてきた。ごねても渡した渡さないの話になってしまうだろう。目の前のデュークなら間違えてもおかしくなさそうだったが、とりあえずはモヤモヤした感じで店を出た。

電子マネーでコロッケを買う

デュークは、やんちゃそうで、けっこう可愛いやつであった。つまらんことで、ごねたくもない。というわけで、これからは現金ではなく、電子マネーで買い食いをしようと思ったのだった。これなら釣り銭の間違いはないだろう。Suica、楽天Edy、au WalletCard…。いずれかにチャージしてから、コロッケを買うことにしよう。これならレジ係のデュークでも安心だ。

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