ファイナンシャルプランナーの過去問を解く、というそれだけの遊び

随想
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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画像:「FP2級ドットコム」(https://fp2-siken.com/)

新しい遊びを考えた。

ファイナンシャルプランナーの過去問を解く、というそれだけのこと。解くといっても、テキストを読み、暗記して、解く、のではない。問題を誰かが書いた文章と見立てて、間違いを探すというものだ。

わたくしは「ISM製造業景況感指数」も「米国雇用統計」も知らない。もちろん「FRB」ぐらいは知っているけど、2019年は何回利上げをしたかなんて知らない。知らなくてもいいのである。知らないということも有益な情報であり、それが正しいかどうかを調べるきっかけとなるから。

 下記はファイナンシャルプランナーの独学を支援する「FP2級ドットコム」(https://fp2-siken.com/)からの出題をiPadでスクリーンショットを撮り、ApplePencilを使いががら赤を入れたもの。あくまで解くことが目的なのではなく、間違いを探して遊ぶことが目的だ。

画像:「FP2級ドットコム」(https://fp2-siken.com/)

固有名詞、数字のファクトが正しいかを短時間でネットで調べるのである。ISMはどこで公表しているのかは知らないが、雇用統計は米国の労働省とあるので、本来は当局のサイトにアクセスしてみるべきだろう。

しかしながら、あくまでこれは遊び。気合いをいれすぎて疲れてしまってはつまらない。今回は、日本経済新聞のウェブサイトでのファクトが正しいと信じて、このサイトから正誤をひろってみた。名物コラムの「きょうのことば」からだけでも、有益な情報を得ることができた。

この遊びは100点とれないとかなりくやしい思いをする。試験に合格する勉強ではなく、ボケ防止のあそびである。新聞の読み方も変わるし、官庁が公表する指標も能動的に探すようになる。校正スキルを磨くことにも役立つ。

 毎日30分ぐらいはこれで遊ぶつもり。

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