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DX(デジタル・トランスフォメーション)を一言で説明すると?

随想
モクソン ホウ

法政大学文学部哲学科卒。編集関係の業務に従事。金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味は絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。

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分かったようでよく分からないDX(デジタル・トランスフォメーション)。これを一言で説明しているYouTube動画を見つけました。動画中で講師の説明によると……。

先月のこと。職場で営業職の知人と雑談をしていると、こんなことを尋ねられました。

「取引先から会社をDX化したいとよく言われるんですけど、DXって一言で説明するとどんな意味なんですか?」

根源的で素朴な質問に、私は思わず「えっ!」とたじろいでしまいました。「そうですね。えーっと、デジタルファースト……、いや違うな……。職場内のソサエティ5.0を推し進めること。はんこを廃止すること。ZoomやMicrosoft Teamsを使ってテレワークをしたり、会議室に集まらずに会議をしたり……」

こんな具合にちっとも「一言で」説明できないありさまでした。あれから1か月、分かったようでよく分からないDXを一言で説明している動画を見つけました。中学・高校生向けに、元教員で社会科講師の嶋沢健さんが時事問題を解説している「学びの場ちゃんねる / たける」というYouTubeチャンネルです。

嶋沢さんによるとDXとは「ITやデジタル技術を活用して、人々の生活をより豊かなものにすること」とシンプルに説明していました。なるほど!

この解説を踏まえて、再び「DXって一言で説明するとどんな意味」と尋ねられることがあったら、「ITやデジタル技術を活用することです」とシンプルに答えるつもりです。はんこの廃止、Zoom、Teamsの活用……などといった具体的な話題は個別職場の課題であり、すべての会社に当てはまる解決策とは限らないものでしょうし。

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