ペーパー不要?味は?ステンレス製フィルターのコーヒードリッパー購入レポ

コーヒーの話題
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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Amazonで評判[1]の良かったコーヒードリッパーを購入してみました。ステンレス製で、小さな穴の空いたフィルターがセットになっています。

結論を先に書きますと、予想以上に良い品でした。安価(税込1,499円で購入しました)で、ペーパーレスで、おいしいコーヒーを淹れられます。

愛用していますサーバーは、Kalita ウェーブシリーズ 500サーバーG

コーヒーは面白いものです。同じ豆が淹れ方しだいで多様の味に変化します。毎朝飲んでいるコーヒー豆が、フルーティで濃厚な味わいに変わりました。

ペーパータイプのフィルターでは除去されていた油脂分が、ステンレス製ではそのままドリップされたからだと感じました。これは諸刃の剣で、雑味も多くドリップされることを意味します。これに対応するため、今回は「やや粗挽き」にしました。

上手に淹れますと、ほっぺたが落ちそうになります。

なぜかインスタントコーヒーの写真。

ただし、外箱のデザインセンスはやや残念です。なぜかインスタントコーヒーの写真が使われています。説明書の日本語も、ややつたない印象がします。

品が届いた1日目。まずはペーパーのフィルターと同じ方法で淹れてみました。お湯の温度は84度、コーヒー豆は中挽き(Kalitaナイスカットミルの8段階のうちの6)。フィルターに挽いた粉を投入します。お湯を落とし、まず「30秒」蒸らします(付属の説明書には「5秒」と書かれていましたが)。

ペーパータイプに比べますと、コーヒー液は早く落ちます。

コーヒー液はペーパータイプよりも速く落ちます。したがって終始、小さな「の」の字を描くようにして、お湯を注ぎました。結果は先に書いたとおり、すばらしく濃厚な味です。

その後、豆を変えたり、細挽きでも淹れてみたりしました。どちらもおいしくいただけました。

洗浄用のブラシは付属品。

洗うときはペーパーフィルターのように、ゴミ箱へポイッ、とはいきません。だからといって、さほど面倒でもありません。残りかすをゴミ箱へ捨て、残ったかすは洗い流してしまいます。排水溝には細か目のネットをつけておくのが無難です。

いままでは、サードウェーブコーヒー風にHARIOのV60を使っていました。今後は、このステンレス製がふだん使いの品になりそうです。

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【脚注】

  1. 2018年5月20日現在、Amazonのコーヒーフィルター部門で30位
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