カレンダー付きの多機能電波時計に惚れ込んでしまったレビュー

コーヒーの話題
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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セイコーの「SQ421B」

セイコーの「SQ421B」

場所によって適切な時計がある

「音質や画質、速さが改善されるものはお金に余裕があるときに買えばいい。でも、いままでできなかったことが可能になるものは、借金してでもすぐに買ったほうがいい」(倉園 佳三さんの著書『iPhone×iPadクリエイティブ仕事術』より)

上に引用した言葉は、2010年に出版された本なので、取りあげるiPhoneの種類は古い。でも、先の言葉に強い力を感じています。

見つけたチャンスを逃さないために、お金を蓄えておく必要があります。私たちは何を選択し、何に集中するべきなのか、常々悩みます。

iPhoneやiPadに限ったお話でもありません。最近買って、生活が変わった時計のお話を書いてみます。

この時計を選んで良かった点

最近の素晴らしい出合いは、シンクにぴったりの洗いおけ、そしてカレンダー付きのデジタル時計でした。妻と一緒に、迷いつつ選んだ時計はセイコーの「SQ421B」という型番のものです。約7000円で購入しましたが、ショップによっては5000円台でも売られているようです。

すっかり惚れこんでしまいました。時計選びのコツは、絵画の額縁と同じで、「壁と床の色」に合わせることだと思います。わが家の床も、暗めのブラウンです。大昔からそこにあったかのように、ぴったりと壁に馴染みました。壁掛け用の器具もついます。

時間を計る料理のため

各部屋には、アナログ型の壁掛け時計があります。しかし、ダイニングだけは、アナログ型ではなく、デジタル時計を使っています。麵の茹で時間や、コーヒー淹れる蒸らしの時間。これらを把握するときに、いちいちキッチンタイマーがなくてもよいので、とても便利です。炊事の効率も上がります。

本日の曜日を把握する

六曜、曜日、湿度、温度、日時秒などが分かります。本日の曜日は「木曜日」。「明日は金曜!仕事をもうひとがんばりしましょう。週末は友だちと楽しみな読書会」と気持ちをリセットします。

湿度と室温で体調を管理する

台風がやってきた日の湿度は80パーセント以上もありました。体調が思わしくない、この天気だったのかもしれません。

カレンダー付きの時計なら、直近イベントもイメージしやすい。

カレンダー付きの時計なら、直近イベントもイメージしやすい。

カレンダーを眺めると生活にメリハリがつく

カレンダーを眺めていますと、瞑想(めいそう)的に心が静まってきます。ふむふむ、もう10月も下旬か…。秋もそろそろ終わりだな、なんて思いに耽ります。過去・今・未来の流れに身を置き、来るべきイベントをイメージできます。11月の楽しみなイベントに思いめぐらします。

この時計の不満

この時計の不満も書いてみます。

常時表示は「大安」のみ

カレンダーで常時表示は、大安のみ。でも、これって、逆にハッピーな日を強調してくれるので親切なのかも。丸い「六曜」のボタンを押すと、各六曜を確認はできます。

プラスティック製のボディ

ボディはプラスティックなので、よーく観察すると、アルミよりもチープに感じる可能性がある。私は感じませんが。プラスティックだからこそ、軽量化に成功しているという感想が本音です。

取扱の注意点

注意しなくてはならないのは、乾電池が錆びないように、チェックすることでしょう。似たようなデジタル時計で、乾電池の錆びが、時計内部に広がって故障させてしまった経験があります。

とても気に入りました。10年以上は使ってゆきたい時計です。そして今朝も、この時計をみて3分間でコーヒーを上手に淹れ終えるのでした。

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