たべある記

【神保町の天ぷら「いもや」】お茶の水カルチェラタンの思い出

レビュー
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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神保町の天ぷら屋「いもや」と聞いて心躍る方は多いのではないだろうか。先日、日大経済学部を卒業した方と世間話をした時にも、やっぱり「いもや」が共通の話題で盛り上がった。早稲田方面にも店舗があるらしいけれど、明大、法大、日大、専修大…といった学校で神保町を過ごした人たちにとって、「いもや」という言葉には、やっぱり特別な響きを感じてしまうのだと思う。

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「いもや」は暖簾分けされた複数の店舗がある。先日、土曜日に訪れたのは、本店の「いもや」だった。学生時代、会社員時代、結婚してからも20年以上にわたって通い続けている。同じ「いもや」でも、店舗によって味わいが異なる。食べ比べてみるのも楽しい。

いつもと変わらない店員さんが、きびきびと天ぷらを揚げてくれる。共に歳を重ねるような気分になってくるから不思議だ。

20083-02 天ぷら定食は700円。 20083-03

天ぷら「いもや」には、とーっても有名な「公然に秘密」がある。それは、ご飯の大盛りは残さなければ無料ということ。

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ただ、大盛りの量は、店舗と店員さんの気分次第で変わるような気もする。

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ごま油の風味が美味しい。今日は一人でふらりと来てしまったが、次は妻と一緒に来ようと思った。とりあえず、妻のお土産でもらった天かすは無料であった。

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