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お部屋の大切なポスターを守る… 額装で必要な見積もりと時間

レビュー
モクソン ホウ

法政大学文学部哲学科卒。編集関係の業務に従事。金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味は絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。

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 2014-08-13-09.03.58

 “前回の記事”で紹介した、我が家の縁起物のポスター。作品の魅力を引き出しているとは言えません。 昨日、新宿にある世界堂でポスターの額装の依頼をしてきました。

大切なポスターを「最後の晩餐」にしないため

 ダヴィンチの数少ない失敗として、「最後の晩餐」の耐久性が挙げられます。

 Leonardo da Vinci (1452-1519) - The Last Supper (1495-1498).jpg

Leonardo da Vinci (1452-1519) – The Last Supper (1495-1498)” by レオナルド・ダ・ヴィンチ – 不明.
Licensed under Public domain via ウィキメディア・コモンズ.

 レオナルドは壁面からの湿度などによる浸食を防ぐために、乾いた漆喰の上に薄い膜を作りその上に絵を描いた。しかしこの方法は結果失敗し、湿度の高い気候も手伝い、激しい浸食と損傷を受ける結果となった。壁画完成から20年足らずで、レオナルドが存命中であった1510年頃には目に見えるほど顔料の剥離が進んでしまっていたことが、当時の記録からわかっている。

引用/Wikipedia:最後の晩餐_(レオナルド)2014/08/14

 この名作は、教会の食堂に描かれました。湿気や第二次世界大戦の爆撃などの劣悪な状況を経て、奇跡的に現在まで遺されています。

 お部屋のポスターも、「最後の晩餐」のような過酷な状況になってませんか?

額装前

 我が家のダイニングやキッチンには、ポスターや絵画が飾られています。これら作品にとっては、湿気が多い過酷な環境です。作品を保護し、見栄え良く飾りたいものです。

額装中

 ポスターは正方形なので、額も正方形が最適でしょう。さまざまな種類の額のなかから、店員さんがテキパキとチョイスしてくれました。

 額が決まると、次は「マット」を選びます。このたびは、凸凹がある紙質を選びました。凸凹がある方が、ホワイト系の色合いでも、少々落ち着いて見えます。

 チベットの曼荼羅

予算は5000円程度

 このたび額装代は、額縁が3000円程度、これにマット代・加工代が加わると、約5000円程度です。額と加工代だけでも、お金はかかるものです。絵を買うときに目安にしてくださいませ。

加工に必要な時間は二時間程度

 額装にかかる時間は、たいたい二時間程度。私は予定があるので、待つことができません。一週間後に受取る約束をして、絵を置いてお店を出ました。

縁起物は格好良くありたい

 大切な縁起物、「チベットの曼荼羅」のポスターは、とても格好良くなりました。改めて、額装って馬子にも衣装?ですよね。霊験あらたかに見えてくるのは気のせいでしょうか。一週間後が楽しみです。

前回の話

 ポスターを額縁に入れて楽しむマット加工の有無で違いあり!

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