老舗喫茶店のマスターが教える“おいしいコーヒー”の淹れ方

コーヒーの話題
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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 神保町の「蔵・珈琲舎」をご存じですか。コーヒーが美味しいばかりでなく、落ち着いた雰囲気を楽しめる素敵な喫茶店です。

 

「蔵・珈琲舎」はコーヒーを楽しむための喫茶店

 かつて、お茶の水に職場があり、仕事の合間に通ったものでした。暗めの照明で、落ち着いた雰囲気です。老舗の喫茶店は、友だちとおしゃべりの場としては向かないかも。一人で美味しいコーヒーを飲みたい時、もしくは、言葉を交わさなくても気持ちを通じ合える人と訪れるには、最適の場所となるでしょう。

 マスターによる淹れ方の解説を、YouTubeで見つけた時には感動しました。分かりやすくて、とても参考にもなります。

コーヒーを上手に淹れるコツ

 ASCIIMEDIAWORKSさん取材によるマスターの解説を一部、ご紹介します。詳細は、youtubeを観てくださいね。

準備

 おいしいコーヒーの入れ方を、神保町の老舗珈琲店で教えてもらった - YouTube-08-0918-53-24%-08-0918-53-25

  • フィルターはぴったり合わせる。挽いた粉を入れて、軽く叩いて平にする。
  • お湯は沸騰してすぐとめない。適当な時間、沸騰させたままにする。
  • 火をとめて20秒ぐらいおくと、適温の90度前後に下がる。目安20秒程度。

一湯目

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  • 真ん中へ“置く”ように。
  • 小さな円を2〜3回描く程度に。
  • サーバーにポタポタと落ちる程度に。
  • フチには、お湯を注がない。

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  • (中央部分だけがお饅頭のような)膨らみが収まり、粉全体が湿り気があれば蒸らしは完了。

二湯目

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 おいしいコーヒーの入れ方を、神保町の老舗珈琲店で教えてもらった - YouTube-08-0917-59-39%-08-0917-59-41

  • 二湯目以降は、お湯を切らさず続けて注ぐ。
  • (一湯目同様に)フチへはお湯を注がない。
  • (粉の)真ん中、高くない位置から「の」の字を描くように、ゆっくり注ぐ。
  • 外までいったら内へ、内から外へを繰り返す。
  • 適量になったら、ドリッパーにお湯が残っていても捨てる。

完成

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  • カップにお湯を注いで捨てる。カップを温めることで、美味しさが変わる。
  • 温めたカップにコーヒーを注いで完成。

数分間でコーヒーの淹れ方が分かる教科書

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最近の私は、一湯目と二湯目のお湯の“量”の加減が分からなくなっていました。そんな時に出会った、「蔵・珈琲舎」のマスターによる解説は、とても参考になりました。とりわけ二湯目は、どれくらいのお湯を注げば良いのかを、具体的につかめました。次から、迷いなくコーヒーを淹れることができそうです!

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