【メロンパンが昼食】90歳台の現役経営者が教えてくれた長寿の秘訣

人生(LIFE)
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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イラスト:筆者

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 身近な人から聞いた話。とても尊敬する人物がいて、90歳を超えても現役の実業家だ。社会的な成功もおさめ、健脚で、記憶力もばっちり。頭脳の切れもすばらしく、人生の後輩たちへの面倒味もよい。日本と海外を、季節を問わず行き来する。惜しくも、先日奥様を亡くされたものの、ご夫婦で90歳を迎えた。人生のお手本だ。

 長寿の秘訣はなんだろう…。こっそりとお昼ご飯をのぞいてみると、人生の先輩は、コンビニで買ったと思われるメロンパンを食べていたのだった……。

人生の先輩による長寿の秘訣は

 長寿の秘訣は、メロンパンである可能性もある。しかし、もっと具体的に役立つ秘訣も語ってくれたそうだ。

  1. 人が言ったことに、いちいちクヨクヨしない
  2. 寝食以上に好きなものを見つける

 私は、この話を聞いてこう思った。

 クヨクヨすることも、時として仕方なかろう。しかし、クヨクヨしたまま人生を終えるのは、もったいないことだ。クヨクヨすることにも意味があり、それは一時休憩の時間を意味するだろう。休憩の時間が終わったら、愉しく素晴らしいことが待っている。そこに向かって歩き出そうじゃないか。くだらないこと、くだらない出来事のために、“クヨクヨし続けること”は、非常にもったいないことだ。

 じゃ、メロンパンは、いったいなんだったのか?それは、寝食以上に好きなものを見つけた人物の、栄光ある食生活なのかもしれない。

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