Botany/Lava Diviner (Truestory) 浮遊感のあるヒップホップ もしくはドリーミーなエレクトリカ

レビュー
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

木村 邦彦をフォローする
2013-12-15 23-25-53.png

 素晴らしい作品を聴いた。Botanyによるアルバム「Lava Diviner (Truestory)」直訳すると「溶岩占い師(実話)」音のパッチワーク、コラージュ。無機質なようで、生命感のある不思議なビート。冷たいようで温かい、とても心地よいエレクトリカだ。どこかしらアコースティックな印象も残る、ヒップホップなアンビエントドローン。彩りのある神秘的な浮遊感がある。

 
先カンブリア時代の生き物になったような。もしくは、広く温かい海を泳ぐ原始的な生き物になった気分。温かい海を連想するのは、この音楽に浮遊感があるからなんだと思う。この音楽から、絵描きの私は多くの映像が見える。素晴らしい絵を描くこともできるかも。あなたがオフィスワークをこなす人ならば、良い効率と成果をもたらす、仕事のリズムを得ることができるでしょう。
近しい音楽としては、Wagon Christの音楽も連想する。でも、Botanyの世界は、きらめいていて、もっと温かい。

【参考・Sauce】
※fader-Stream Botany’s Debut Album, Lava Diviner (True Story)
http://www.thefader.com/2013/10/24/stream-botanys-debut-album-lava-diviner-true-story/
2013年12月15日閲覧。
LAVA DIVINER (TRUE STORY)
LAVA DIVINER (TRUE STORY)

posted with amazlet at 13.12.15
BOTANY
WESTERN VINYL (2013-10-29)
売り上げランキング: 389,500
タイトルとURLをコピーしました