秋なぜか物悲しい 美術/創作 X Facebook LINE コピー 2013.09.112022.08.18 美術/創作 グラフィック系の作品 Kunihiko Kimura 30代から美術制作を描き始めました。第35回、第34回 現代童画展入選。第20回 日本の自然を描く展 自由部門入選 Kunihiko Kimuraをフォローする 秋は物悲しい。青々としていた樹木の葉っぱは、少しずつ紅葉をしはじめる。 一年の終わりを予感させる。 毎年、訪れる秋は、毎回訪れる死の疑似体験にも思われる。 私たちは、毎年、秋に死を経験する。 冬は死後の世界、春は誕生の季節に感じられる。 生命で満ちあふれる夏が終わり、また秋がやってくる。 地球が太陽を回る回数で、生命の寿命が刻まれる。 月や太陽が回る周期は、時計そのものだ。 秋は物悲しく、美しい。 私たちは生を目撃する。