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 マンション理事長になった私

マンションの駐車場と駐輪場トラブル 苦情は長年解決できないまま #7

人生(LIFE)

会社員。愛読書は中国古典。好きなものはキャッシュレス、なつめチップス、ヤマト屋、ジェロントロジー、ポイ活。

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マンション理事長になった私 (第7回) 駐車場と駐輪場の苦情

駐車場を何の連絡もなしに勝手に使う居住者、駐輪場料金払い忘れ……。私が住むマンションでは駐車場と駐輪場の苦情は長年解決できないままです。

(前回記事:乱れる共用部分 マンションの廊下に自転車、傘、私物を置く常習犯 #6

駐車場トラブル
 私たちが住んでいるマンションには駐車場がありますが、全世帯分の駐車場ではありません。今では満室か、時々空きが出ますが、以前は順番待ちをするほど駐車場が不足していたそうです。

 リフォーム工事、来客、引っ越しなどに対応するため、一カ所だけ空いている駐車場があります。そこは管理員か駐車場担当理事に事前に相談しなければ使えない、予約制の駐車場です。それなのに、何の連絡もなしに勝手に使う居住者がいます。

 駐車場は月決めで契約しているので空きがあると管理組合の収入が減ります。「空き駐車場に短時間止めさせてほしい」と依頼があり、認めました。しかし翌日も駐車しているため居住者から苦情が寄せられました。何度電話をしても出ないので困りましたが、やっと連絡が取れたときに事情を聞いたら「インフルエンザにかかり外出できなかった」とのことでした。

 毎月高額な駐車場利用料を払っている居住者から見ますと、約一週間も駐車するのは不公平と苦情が寄せられ、日割りの駐車場代を払っていただきました。

駐輪場のトラブル
 買い物、通勤、通学などで自転車を利用している居住者は多いです。自転車のサイズはさまざまで、子ども用自転車、前後に子どもを乗せる大きい自転車、電動自転車、シティーサイクルなどがあります。

 私たちが住んでいるマンションの駐輪場は、自転車をラックで固定するタイプではありません。自転車を置く位置に線が敷いてあるだけのシンプルな駐輪場です。出し入れは楽ですが、自転車が倒れてぶつかるかもしれません。マンションを建てた頃は自転車の利用者が少なかったので十分だったそうです。そのうち居住者の家族が増えて自転車が必要な居住者が増えて手狭になってきたそうです。ここに自転車を止めるの?と思える場所も駐輪場として利用しています。 

 駐輪場は毎月1日から最終日までの契約で数百円の契約です。大人用自転車、子供用自転車、どちらも同じ金額です。ある日、月半ばに引っ越すからその月の駐車場代は免除してほしいと、駐輪場担当理事を通じて居住者から依頼を受けたことがありました。それでは他の居住者との間に不公平が生じてしまうので認めず、日割りで払っていただきました。

 自転車をいたずらされたり、雨にぬれるのが嫌な居住者は、家の中に自転車を止めたり、トランクルームに自転車を止めています。

 駐輪場のトラブルを挙げてみましょう。誰が置いたのかわからない空気ポンプが数台(壊れていたポンプは粗大ごみで処分)、置き忘れたバッテリー、所定の位置からはみ出ている自転車、所有者不明の自転車、落ち葉やゴミなどの汚れ、契約場所以外の場所に駐輪、駐輪場料金払い忘れ、出し入れ時に隣の自転車にぶつかってしまう……トラブルが多いため、毎日駐車場をチェックしている居住者もいます。

 「駐輪場スペースを見直して固定ラックを付ける」「大きい自転車に対応できるようにする」などの意見が寄せられます。しかし、居住者からの要望、苦情はさまざま。駐輪場問題は長年解決できないままです。

 
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