音楽

法政でみつけた「裸のラリーズ」のビラ【慶応拒否戦線永続部隊ってなんだ?】

レビュー
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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梅雨時から続いている断捨離という名のお掃除プロジェクト。私の部屋から、懐かしいビラが出てきた。

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 1990年代半ばに、法政大学内で拾った80年代のビラです。いまも昔も音楽好きだった私は、歴史的な価値が出るに違いないと思って保管していたのでした(忘れてたけど)。

 ビラのなかに見えるキーワードは不思議です。ノイジーでサイケデリックな伝説のバンド裸のラリーズ法政という組み合わせは違和感ありません。ジョン・ゾーン灰野敬二さんといったノイズな方々も、学生会館でライブをしていたので。

 ここに、セレブな慶応が加わると、なんだかミスマッチです。「慶応拒否戦線永続部隊」って、何なのだろう? 慶応と法政って、アンダーグランドなつながりが昔はあったのだろうか? 

 大学のサークル活動史に詳しい和光大の道場親信さんに聞けば分かったかもしれないけど、惜しくも先日亡くなってしまったので、いまとなっては教えてくれそうな知り合いもない。専門をもった友だちは大切にしなければ。

 アンダーグランドな文化に馴染みのある慶大出身の方に、取材してみようと思いました。

 ちなみに、ラリーズのCDは一時期、数十万円のプレミアがついていました[1]。それがいまでは、YouTubeで気軽に聴けるのだから(著作権がクリアなのか謎ですが)、すごい時代になったもんだ。

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【脚注】

  1. 「’77 LIVE/裸のラリーズ」
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