色あせた革靴はティーヴィー・レイ・ヴォーンのギターのようだった

人生(LIFE)
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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スティーヴィー・レイ・ヴォーンのギターのような革靴(Photo by kimukuni)

夜更けの電車で、真正面の席に男が座りました。身なりは清潔です。彼が履いていた靴がひときわ目を引きました。

ダメージが著しく、部分的に色あせています。スマホで撮った写真では分かりづらいですけれど、メンテナンスはきちんとしているようです。きっと透明のクリームを使っているのでしょう。かかとのゴム底も定期的に交換されている様子でした。

変色を楽しめるのはブラウン系の革靴だけだと思っていました。まるでダメージジーンズ、もしくはスティーヴィー・レイ・ヴォーン(Stevie Ray Vaughan)のギター「ナンバー・ワン」のような風格を感じました。

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