【断捨離は損切り】引越業者を使わずに引越。台車と電車だけ

人生(LIFE)
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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電車と台車で荷物を運んでいるところ。このベースは、後に捨てた。

電車と台車で荷物を運んでいるところ。このベースは、後に捨てた。

値下がりし続ける株券や証券の損失を、最小限に食い止めるため、売りに出して早めに損失確定することを「損切り」と言います。この「損切り」の考え方は投資の世界だけではなく、日常世界でも応用が効きます。

「いつか自分の役に立つかもしれない」という思いで、モノを持ち続けることがあります。これまでの人生のなかで、一度でも役にたったモノなら、そのような期待を持ち続ける価値はあるかもしれません。ただ、経験上の私見ですが、人生のなかで一度も役にたったことがないモノを持ち続けても、今後も役立つことは少ないというのが私の印象です。

古い三鷹のアパートを引き払い、いまの地に引越をして数年がたちました。三鷹では、アパートの部屋はアトリエを兼ねて、ふたつ契約していました。必要な家財を電車と台車だけを利用して移動させました。というのも、画材やら、本やら、レコードやら、CDやら、楽器やら、衣服やら…モノが多すぎて、分別にてまどってしまったのです。分別できたモノだけを、台車に乗せて、電車で新しい住まいに運びました。ちなみに、一番最初に、持ち運んだのは、わずかな衣服とMacintoshです。このことから、、重要なモノは、Macintoshだということが分かりました。

電車と台車だけで引越をやろうと思えば、できなくもありません。オススメできることではありませんが。部屋を「倉庫」にすると、それだけ部屋代もかさみます。

住まいの近所に倉庫をみつけ、完全に移行するまで数年もかかってしまった。この反省から、不要なモノを多く所有することは、危険だと思うようになった。身軽に生きたい。近所に借りている倉庫のなかみも、今年中に断捨離するつもり。

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