地域ネコのペットロス どう克服するべきか

レビュー地域ネコと私
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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さようなら、地域ネコのBMネコ

我が住まいは、ペットが飼えない集合住宅。夫婦の会話は「きょうは寒いけど、BMニャンコは元気かな」とネコのことばかり。BMネコとは、近所の地域ネコのこと。近所のアパートに駐車している高級車を住処にしていた。

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飼い猫のように人懐っこい。地域で愛されて、育てられていることを感じる。とはいえ、首輪をしていないので、基本的に野宿生活のはず。

妻も私も休日には、BMネコが住むBMWに遊びへ行く。最近、妻の仕事が休みで、私が仕事に出ているときのこと。買い物の途中に訪れると、いつもいる場所にネコがいなかった。

地域ネコペットロス

その代わりに、花束とネコ缶が置かれていた。

地域ネコとペットロス

花束と猫缶が意味するものは、BMネコの死なのだろう。どのような死だったのか、近隣の方に聞いてみたかったけれど、ご存じ方と出会えなかった。

地域ネコとしては手篤くお弔いされた方かもしれない。地域ネコとはいえ、休日はBMネコのことばかり考えているので、ショックも少なくない。きょうは私が休みだったので、手を合わせに行ってきた。

ペットロスを回避するために、飼い猫ならの死の前に新しいネコを飼い始めることもあるだろう。しかし、地域ネコには代わりのネコはないのであった。

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