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困ったアポなし訪問

人生(LIFE)

会社員。愛読書は中国古典。好きなものはキャッシュレス、なつめチップス、ヤマト屋、ジェロントロジー、ポイ活。

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 これまで当たり前だった対面営業、訪問、緊急以外の出張はコロナ禍で避けられ、オンライン面談が増えています。コロナ禍で営業訪問お断りの企業も増えています。

 2020年はコロナウイルスの影響で外出自粛要請、在宅勤務推奨など仕事面でもさまざまな変化がありました。私の仕事は在宅勤務しにくいので、時短勤務しながら仕事を続けています。

一番多いのは迷惑な営業電話

 ふだんから会社にいると、本当にいろいろな迷惑なことがあります。一番多いのは迷惑な営業電話です。「社長いるぅ?」「今日は代表はいらっしゃいますか」と切り出し、用件を聞くと「案件のことで」「アポイントの件」とあいまいな返事ばかりです。「今日は休みです」などと返事をすると日を改めて電話してくるので「営業電話はお断りしています」と断ってから電話を切るのですが、緊急事態宣言中は迷惑電話がまったくかかってきませんでした。迷惑電話業者も出社制限をしていたのでしょうか。

 会社にいるとアポなし訪問で急に来るお客さまもいます。宅配便の配達、書留郵便、ビル管理の定期点検などはアポなしでもまったく問題ありませんが、「この地区の担当になりました」と笑顔で訪問してくる業者さんには困ります。忙しくない時間帯でも仕事を中断するのはとても不愉快です。「営業はお断りしています」と丁寧にお断りし、名刺も渡しません。緊急事態宣言中はアポなし訪問の迷惑なお客さまもまったく来ませんでした。

これまで当たり前だった対面営業

 困るのはアポなしの見知らぬ人だけではありません。時々仕事をお願いしている顔見知りの営業担当者が「近くまで来たので」と言いながら来社するのにはへきえきしています。取引が終わった後に重要書類を持って来社することもあります。手渡ししなくても十分な書類です。

 忙しい時間帯にふらっと立ち寄られた日、私はキレそうでした。「せっかく来社していただいても担当者が不在の日もあるので、事前にご連絡いただけませんか」と遠回しに断ったのですが、「ビルの下にいるから今から行きます」「書類を渡すだけなので」と電話がかかってきて押しかけられた日もありました。

 今年に入ってからはコロナ禍で外出がしにくくなり、在宅勤務や交代勤務で出社する人が減り、急に押しかけてくる日はないと思っていましたが……甘かったです。

 最近、その担当者と仕事をする機会があり書類をPDFで送っていただきました。「郵送は不要です」と連絡したのですが、来週に持参するつもりだったそうです。

 雑談から商談につながることもあります。会社の中を見ればどんな状態なのか何となくわかるかもしれません。対面で話したいのは理解できますが、突然来て、様子を見られるのがとても嫌なのです。

 これまで当たり前だった対面営業、訪問、緊急以外の出張はコロナ禍で避けられ、オンライン面談が増えています。コロナ禍で営業訪問お断りの企業も増えています。

 数年前からはペーパーレス化、書類の電子化が進み、私の会社でも電子化できる書類はPDFで保管し、郵便物、FAXが減りました。世の中が刻一刻と変わり、今までとまったく違う働き方が求められているのです。

 私も世の中の変化に合わせ、取り残されないように気を付けます。

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