運は4種類 コントロールできる運、できない運がある

学びと読書
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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こんにちは。みなさまお元気でいらっしゃいますでしょうか。私は4月はじめから在宅業務でおうち時間を過ごしています。はじめは慣れない過ごし方に戸惑っていたものの、今では新しい時代がやってきたようなワクワクさも感じています。

こんな半歩先読みが難しい不確実な時代。本日は今年の1月に発売された『幸運学 不確実な世界を賢明に進む「今、ここ」の人生の運び方 』という本をご紹介します。本書は4月はじめごろに「聴く日経」というサービスのなかで紹介されていました。そこで興味をもち、手に取った次第でございます。

著者は杉浦正和(すぎうら・まさかず)さん。早稲田大学のビジネススクールで教授をなさっているそうです。

ビジネススクールの先生がなぜ幸運について論じるのか

ビジネススクールの先生が「幸運学」を論じる理由として、著者はビジネススクールの学びは「運を高める方法といえる」からと説明しています。

どういうことなのか、著者の言葉をもう少々引用してみます。

ビジネススクールという場には運を高める実践の体系が用意されており、個人が運を良くし、充実したライフを送るために応用できるはず、というのが本書の基本的な考え方です。

著者の杉浦さんは「ビジネススクールの学び」について、このようにも言っています。ビジネススクールの学びとは「実践」のためのもので、その「実践」とは

自分の力で機会を創りだし宿命に対抗すること

そしてもうひとつは、

成功確率を高める工夫や努力をすることで、偶然に対抗すること

これら「機会」「宿命」「確率」「偶然」という言葉は本書の重要キーワードでもあります。

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