卒業後や区民も使える大学の図書館

学びと読書
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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ずらりと並んだ哲学関連書の開架図書(撮影=筆者)

猛暑が続いた2019年の夏も終わろうとしています。夏が終われば、次にやってくるのは読書の秋。資料を物色するために、法政大学市ヶ谷校舎の図書館にやってきました。

この図書館は在学生以外にも開放しています。入館だけでなく、もちろん本を借りることもできます。条件は①卒業生、または②千代田区図書館の利用カードを所有する千代田区民。毎年3月に更新すると使い続けることができます。

法大以外にも、卒業生や市民に開放している大学はあるかもしれません(なお、同区にある明治大学でも同条件で可能)。卒業後も図書館を利用できる大学は、人生100年時代の学びの時代において大いにアドバンテージがあると思います。

市ヶ谷校舎の図書館は「80年館」という建物のなかにあります。進む再開発の中にあって、以前のキャンパスの面影を残す唯一の建物です。

完成後は、中庭を建物がぐるりと取り囲む造りに。駿河台にあった中央大学のようなパノプティコン風のキャンパスが完成するようです。

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