兼業主婦のキャッシュレス・電子マネー生活体験記

人生(LIFE)

会社員。愛読書は中国古典。好きなものはキャッシュレス、なつめチップス、ヤマト屋、ジェロントロジー、ポイ活。

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かつて近所にあったマッサージ店。電子マネーは使えませんでした。(Photo by 快適暮らし研究会)

こんにちは、ジャスミンです。

日本では「現金主義」「いつもニコニコ現金払い」「現ナマ」「現金崇拝」という言葉があるほど、現金を使う人が多いようです。

最近、新聞やネットではキャッシュレス社会の記事を見かけます [1]。私自身の生活を振り返ってみても、デジタル化されたお金(電子マネー)を無視できません。

汚れているし、偽札はあるし

仕事やプライベートで海外に行くと、汚れている貨幣を見かけます。実物を見ていませんが、偽札が多く出回っている国もあるらしい。中国に出張したとき、偽札鑑別機を見て仰天しました。

人民元(イメージ画像)

現金決済は電子マネーと違って履歴が残らないので、脱税や犯罪に悪用されそうです。しかも現金は盗難・紛失で戻ってくる確率が低い。

クレジットカードは高額な買い物もできますので、紛失・盗難・パスワード流出など不安はあります。しかし、紛失保険や盗難保険が付帯していれば、使い方次第では現金より低リスクになりえます。

現金・クレジットカードに加えて、最近ではプリペイド型の電子マネーで買い物をすることも多くなってきました。

PASMO、ICOCA、楽天Edy、auWalletになじむ

大きい買い物、ネットショッピング、出張の切符、宿泊代、生活協同組合(生協)の引き落としなどはクレジットカード。一方、日々の細かい買い物でプリペイド型のICカード(au wallet)と使い分けています。

電子マネーをはじめて手にしたのは、2007年3月に販売開始したPASMO(パスモ)でした。関東で利用できる交通系 IC カードです。ウキウキしながら最寄りの駅まで買いに行くと長蛇の列。やっと手に入れたときは「これ1枚で乗り換えが楽になる」とうれしかったのを覚えています。

当時は関西(かんさい)方面の出張が多かったですが、PASMOは使えませんでした。神戸でJR西日本のICOCA(イコカ)を買って、使い分けていました。

駅の改札(イメージ画像)

自動販売機・駅ナカのお店・町のコンビニ。使えるお店が増えるにつれ、ICカードで小銭を減らせることにも気づきました。

楽天Edy(楽天エディ)は利用できるお店が多いので重宝します。近所のスーパーマーケットでも使えると知り、作ったのがきっかけでした。

ところが、この楽天Edyでは小銭を減らせません。楽天Edyのチャージは1000円単位だからです。一方、au wallet(ウォレット)ならコンビニのローソンで1000円以上1円単位で、PASMOなら駅の券売機で10円単位のチャージができます。財布から小銭がすっかりなくなりました。

PASMOなら駅の券売機で10円単位のチャージが可能(Photo by 快適暮らし研究会)

楽天Edyとau walletを比較すると、小銭チャージをできるau walletの方が使いやすかったです。楽天Edyの残高を使い切った後は、au walletに完全に切り替えました。

プチ結論

PASMO、楽天Edy、au walletの3枚の電子マネーを使っていましたが、交通系のPASMOともう1枚あれば十分だと感じています。

 電子マネーだけの2週間も問題なく過ごせた

ある日、ローソンで1000円チャージしたかったのに、間違えて1万円をチャージしてしまったことがあります。電子マネー生活を強いられた2週間でした。ふだんの生活は職場と自宅の往復です。仕事では出張もします。しかし、ほとんど問題なく過ごせました。

食材と日用品はほとんどが生協で買っていますが、足りないものは近所のお店で買うこともあります。よく利用するスーパーマーケットもau walletと交通系電子マネーが使えるので困りませんでした。

チェーン店・駅ビルに入っているお店が対応していることが多いです。しかし、日常生活では困りませんでした。

多少の現金は必要

とはいえ、現金が必要な場面は時々ありました。友人とランチしたお店、お気に入りの有機食材のお店、近所の喫茶店はクレジットカードも電子マネーも使えません。切手は現金でしか買えません。多少の現金を用意する必要も感じました。

支払いは現金のみのお店も多い(イメージ画像)

「電子マネー払いだと支払いに実感がなくなり、浪費が増えるのではないか?」と心配でした。しかし、支払い方法が何であれ、本当に必要なものは買うものです。残高を把握し、足りなければチャージします。電子マネーが浪費につながると感じたことはありませんでした。

もうすぐ給料日。3分の1をau wallet、 3分の1をPASMO、 3分の1を現金にして、1か月を生活してみようと思います。

電子マネーで財布選びも変わる

電子マネーとアプリの登場で、財布選びも変化します。以前なら 、ポイントカードやメンバーズカードの枚数が増えがちなので、カード入れの多い財布で管理していました。しかし、いまでは、カードよりもスマホアプリが主流になりつつあります。カードや小銭がたくさん入る財布は、もはや必要条件でありません。

いま使っている財布を使い始めてもうすぐ2年たちます。くたびれてきたので買い替えを考えています。つぎはスキミング防止機能がついている財布にしようと考えているところです。


【脚注】

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