S&B「特製カレーフレークA-1」にあって「赤缶カレーミックス」にないもの

人生(LIFE)
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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S&B 特製カレーフレークA-1 1kg

二度目の注文となったS&B 特製カレーフレークA-1 1kg

我が家は大のカレー好き。アジアンカレーも、クミンシード、コリアンダーシード、ターメリック…といったスパイスから作ります。

カレーフレーク(カレールウ)も便利なのでよく使います。小麦粉が入ったカレーフレークは、和食系をアレンジするときに便利です。カレーうどん、カレーの煮込み、カレーの鍋物などでは重宝します。

ながらく愛用していたのはS&Bの「赤缶カレーミックス」で、スーパーマーケットでもよく見かける定番です。原材料もシンプルなので、使い勝手がとても良いです。

我が家の消費量は多く、200グラムでは少々少ない。コスパが良い業務用のカレーフレークを探していたところ、今年の8月に同じS&Bの 「特製カレーフレークA-1」という1kgサイズを見つけました。

赤缶カレーミックスに比べると、特製カレーフレークは動物性の油脂を使っていることもあり、やや主張がある味です。

特製カレーフレークA-1の現在料

特製カレーフレークA-1の現在料

使い始めて2ヶ月目。とうとう使い切り、再注文することにしました。改めて、赤缶カレーミックスの現在料と見比べると、「特製カレーフレークA-1」は添加物がやや多いことに気づきます。たとえば、「特製カレーフレークA-1」にあって「赤缶カレーミックス」にないものは、加工デンプンです。

加工デンプンは市販のうどん玉、わらび餅、水まんじゅう、カスタードクリームやフルーツジャム、中華料理のとろみ餡やみたらし団子のたれなど、至るところで使われています。加工デンプンの安全性をめぐっては、すべての安全性が確認されてるわけでなく、体の中でどのような変化を起こすか分かっていないという悲観論もあれば[1]、化学的な加工デンプンは古くから食品に使用されていて、その安全性は十分担保されている[2]という楽観論もあります。

どちらが正しいか分かりませんが、添加物が気になるようであれば、赤缶に戻った方が気休めにはなります。家族に「特製カレーフレークA-1」を我が家の定番にするか家族会議で議論したけど、いまいち意見はまとまらない。とりあえず、購入した一袋を使い切ることにはなりました。

忙しい日常のなかで、快適にしてくれるベストな食材と巡り会うことは難しい。しばらく、この特製カレーフレークを使いつつ、よりベターなカレーフレークを探し続けてみたいです。


【脚注】

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