【神保町の名門レンタルCD店、ジャニス】廃盤・稀少盤などを借りまくる

レビュー
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

木村 邦彦をフォローする

神保町にあるレンタルCDショップの「ジャニス」をご存じだろうか。音楽通なら、涙なくして語れない、廃盤・稀少盤など非常にレアな在庫を豊富に持つレンタルCDショップだ。当ブログでも、2009年6月22日にジャニスの記事が見える。

休みの国「マリー・ジェーン」に惚れ込み、神保町の「ジャニス」で借りる。 – 快適暮らし研究会 – スクスク育つ大人のブログ

日本のミュージックシーンには、語り草になるような伝説的なバンドや音源がいくつかある。たとえば「裸のラリーズ」の『’77 LIVE』などは、通常、TSUTAYAなど大手のレンタルCDショップでは在庫していない。中古市場でも高値で取引されている。ここで、ジャニスが必要とされるわけだ。音楽を勉強するために、重要な図書館の役割も果たしてくれるのだ。

私が東京にやってきた1990年代初頭、仲間内で存在が知れ渡っていた(創業は1981年)。栄枯盛衰めまぐるしい音楽業界のなかにあって、長く生き残っている老舗である。

私は毎月15枚、借りることをノルマを課している。そういえば、ふだん会話をすることのない同僚と、ジャニスで鉢合わせになったことがあった。人間関係の裏側で出会う場所にも思われた。

CDの試聴もできるので、半日ぐらい入り浸ってセレクトする余裕があれば、至極の時間となるだろう。しかし、現実的には忙しいので、とりあえず気に入ったジャケットであったり、アーティストごと一気に借りている。今回は、エレクトリカの「system7」をごっそりと借りた。system7というネーミングは、Appleの漢字トーク7.5.5と関係あるのだろうか?なんてことを考えたりした。このあたりは、ブログのネタにもなりそう。わくわく。

iTunes StoreやApple Musicなどで手に入れることができない音源と出会うことができる。この点において、ジャニスは今後も必要とされる存在だと思う。というわけで、私自身にとってもなくてはならないライブラリー的な存在なので、音楽好きのみなさん、ぜひジャニスを盛り上げようではありませんか!

ジャニス – 8万枚のレンタルCD&DVD
今年で創業30周年!在庫8万枚!音の図書館を自負するジャニスのCD&DVDレンタルサービス。廃盤・稀少盤も数多く揃えた、ジャンルごとの専任スタッフが皆様のお越しをお待ちしております。 …

PR
タイトルとURLをコピーしました