【秋はなぜ物悲しい?】その理由を考えてみた

人生(LIFE)
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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秋はなぜ物悲しいのだろう

秋って、物悲しいですよね。木々の葉っぱが散っていったり、夏の虫がいなくなったり、どこかしら終末をイメージさせます。ずばり、これが理由なのかな。

思い返せば暑さも大変だったけど、植物が生い茂り、夏には賑やかなイメージがある。夏の余韻のなか、少しずつ気温も下がり、いずれ到来する冬を予感させる。

気候的に生活はしやすいし、食べものも美味しく、紅葉も美しい。その美しさが際立つほど、死の予感も鮮やかになる。

どこかしら寂しく物悲しいので、秋の虫たちが美しい音で仲間を呼ぶように、大切な同類を求めるではないでしょうか。

冬は食料が乏しくなるし、日照時間も短い。秋は冬ごもりに蓄える季節なので、農業をしていなくても、収穫を祝いたくなる「本能」めいたものが、ぼくらには備わっているのかも。

大切な人、愛する人と、時を過ごし、美味しい蓄え、食べ、お祝いのお祭りに参加することは、自然なことなのかな。というわけで、楽しいイベントを求めて出歩こうではありませんか(笑)

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