KoЯnを聴きつつH.R.ギーガーを偲ぶ ロックな夕べ

レビュー
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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 2014年5月12日、画家でデザイナーでもあったH.R.ギーガーが階段から転落し、搬送先の病院で亡くなった。享年74歳。これを機会に、H.R.ギーガーにまつわる音楽を聴いて、偲んだ。

 

激しい生を引き立てる死

「恐怖の頭脳改革」Emerson,Lake&Palmer

 Karn Evil 9  Emerson Lake  Palmer  YouTube 05 1423 03 34 05 1423 03 38

引用/「恐怖の頭脳改革」Emerson,Lake&Palmer:https://www.youtube.com/watch?v=fLS0Med0s6E

 H.R.ギーガーはロックのアルバムジャケットで多くの作品を残しました。有名どころは、Emerson, Lake & Palmer「恐怖の頭脳改革」。H.R.ギーガーは、ロックミュージシャンたちの心をつかむようです。

「Never Never」KoЯn

 KoRn  Never Never  YouTube 05 1423 11 09 05 1423 11 12

引用/「Never Never」KoЯn:https://www.youtube.com/watch?v=cl2D7J_FL_U

 KoЯnのボーカリスト、ジョナサン・デイヴィスが愛用するマイクスタンドもH.R.ギーガーがデザイン。H.R.ギーガー死去をきっかけに、KoЯnを聴き直してみました。ヘヴィなんですけど、余計なギターソロなどが入らないところが、心憎いです。

 H.R.ギーガーが描いている世界は、死の世界。それを激しい生の世界(ロックのアルバムジャケット)と絶妙のコントラストを生み出していると思います。生の世界を引き立てる妙薬なのかもしれません。

 【参考資料】

 

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