【衝撃】ラーメンはじめたインドカレー屋

レビュー
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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郵便受けにあったチラシ。ラーメンって中華では?

家に帰りますと、郵便受けに近所のインド料理店のチラシが入っていました。よくみると、不思議なメニューがあります。え! ラーメン?

カレーライス、生春巻き、ラーメンもあるインド料理

もともとは純然たるインド料理でしたが、最近は新しいメニューにも野心的に取り組んでいるようです。

チラシには「ラーメン」「生春巻き」というメニューも並んでいます。もはや「インド」というアイデンティティーを投げ打って、アジアン料理のダイバーシティに突入している感もあります。

私がもっとも不思議に感じたのは「カレーライス」でした。カレーライスは、私のなかでは和食です。白いごはんに熱々のカレーをのせ、皿の脇に福神漬けが乗っている料理をイメージします。

こんな古典的なジョークもあります。日本でカレーライスを食べたインド人が「これはうまい! これはいったい何て料理なんだい?」と言ったとか、言わなかったとか。

日本も中国もインドも同じアジア。和食も中華もアジアン料理とも言えなくもありません。(なお、ラーメンは和食という説もあり)。

結論:そば屋のラーメンは許せませんけれど

チラシのなかで、私たちが生きる多種多様の世界が表れていると思いました。この多種多様の世界に慣れてゆこう(食べに行こう)と思います。そば屋のラーメンは許せませんけれど、インド料理屋のラーメンなら許せる気もしますし。

カレー鍋というものもあるようです。もやは料理のダイバーシティです。

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