神も仏もありゃしねー!恋に敗れたニーチェさん

人生(LIFE)
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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 ドイツの哲学者ニーチェさんは、友だちのレー君から、ルーさんを紹介されました。知的な女性で、ニーチェさんはすっかり心を奪われました。

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 ところが、友だちのレー君も、ルーさんが大好きです。しかも、友だちの三角関係に留まらず、詩人のリルケさんまでルーさんに求愛しました。ニーチェさんのまわりは、強敵ばかり。モテモテ女子のルーさんを口説き落とす言葉を寝ずに考えました。

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 ニーチェさんは思い切って、ルーさんに求愛したものの、結果は「ごめんなさい」でした。彼女が夫として選んだのは、レー君も、リルケさんでもなく、イラン人の学者さんでした。ラスボスがいたの!

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 失恋の痛手に打ちひしがれたニーチェさんは、あの有名な「ツゥアラトゥストラ」を書くことになります。「神は死んだ」の名文句で有名ですね。まさに、ピンチな状況こそ、商機なり。がんばれニーチェさん〜!

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