「聴く日経」の契約をどうしようかな–聴く読書と音読から得られた発見

レビュー
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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聴く日経 | ラジオNIKKEI

画像の引用:聴く日経 | ラジオNIKKEIより

聞き逃しても巻き戻せる、コンパクトにまとまったニュースを届けてほしい。20分程度に20本の朝刊記事を読み上げてくれる「聴く日経」に興味を持ちました。ポットキャストのように新聞記事を聴くサービスです。

まずは、どうしてこのアプリに興味をもったか、いきさつを書いてみます。

本を音読して精読し、録音し、聴き直すと読み落としが少なくなることに気づきました。これが、私の聴く読書のはじまりです。

音読したり、その話を聞いていると、キーワードが目や口に馴染んできます。人との会話でも、時事用語が、スムーズに出やすくなります。いわゆる会話力が上がります。でも、これよりも、もっともっと意外な発見があったのです。なんと、本が速く読めるようになりました。

黙読のスピードが速くなった理由は、分析中です。想像するに、精読することで正確な知識が蓄えられ、読みがストップしなくなったからなのでしょう。

こうして、声に出して読んだり、聴いたりする情報収集の面白さに、すっかり味をしめました。もっともっと、面白く、ためになる話を聴いてみたくなったのです。

RajicoでラジオNIKKEI第1を聴く

聴く読書(耳学問?)に味をしめた私は、次にラジオNIKKEI第1をRajicoを聞いてみた。購読している日刊紙が、日経だったからです。ラジオでは、刺激的な経済ニュースが流れて、とてもワクワクします。経済ニュースに、もっともっと仲良しになれそうな予感がします。ただ問題は、他に作業をしながら聴くと、どれも中途半端で集中できない。いえいえ、むしろラジオというものは、一言一句を集中して聴くものではなく、音楽を流すように聞き流すのに向いているのです。

逆に言えば、一言一句、しっかりニュースを知りたいという欲求があります。聞き逃しても巻き戻せるような、まとまったニュースをまとめて聴きたい。

聴く日経

アプリ「聴く日経」に興味を持ちました。

聴く日経に興味を持つ

このサービスは、朝刊の主要記事20本程度を、20分前後で読み上げます。記事は厳選されているので、重要な情報の取りこぼしは少なくなります。有料のサービスですが、ログインの仕方で契約の値段は異なります。Apple IDに紐付く支払いなら600円で、FeBeのIDなら540円です(2016年4月4日現在)。

この契約をするべきか、いまとても迷っています。良い面だけでなく、ネット上の情報では、アプリが落ちやすいなど、芳しくない評判もちらほら散見します。アプリのレビューでも、以下のようにネガティブなレビューが残っています。

更新しようと思っても全く更新出来ず、即落ちしてしまうんだが? すぐに落ちて全く使えません。

とても期待していたのに残念です。性能を評価する前に、起動後すぐに落ちるので、全く使えません。時間の無駄でした。

出典:聴く日経を App Store で(閲覧日:2016年4月4日)

実際に使ってみないと、善し悪しは分からないですよね。新しいことが分かったら、レポートしてみたいと思います。

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