ユニセックスブランド「apato. 2016ss exhibition ” #3 large-boned”」レポ

レビュー
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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Apple製品にめちゃ詳しい友だちの齋藤亘さん。彼が参画するファッション・ブランドの展示会「apato. 2016ss exhibition ” #3 large-boned”」に行ってまいりました。

2015年10月31日、東京・渋谷に向かうと、溢れかえるハイテンションな人たちにビックリ!そうです。ハロウィンで仮装した人たちです。

31日はハロウィーンで、渋谷駅の周りは仮装した大勢の若者で溢れていました。そりゃもう、夜の街は厳戒態勢のお祭り騒ぎでした。

紛らわしいけど、下の写真の人たちは仮装ではありません…。

ど派手な人たちをかき分けて、ギャラリーにようやくたどり着きました。足を踏み入れると、そこに並ぶのはクールなデザインの衣服。この別世界っぷり、あまりにもギャップがあって面白かったです。

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このたびご紹介するapato. (アパト)は、20代の若い感性が作り出したユニセックスブランド。トレンチコートと恐竜のアイコンが印象的です。

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首長竜の描かれたワッペンが可愛い。謎の生き物好きにはたまりません。

スリムなコートは、フォーマルでもカジュアルでも違和感がなさそうです。ユニセックスなデザインなので、カップルで兼用もできちゃいそう。夫婦でお揃いもいいかもね。

2014年から事業を開始し、現在、20代の三人で展開中。個性的であると同時に流行や性差に左右されないデザイン、魅力的なアイコン、スタッフの強みを生かして挑む事業体制。事業の明瞭なアイデンティティに、このプロジェクトの成長を予感しました。

デザイナーの松崎哲大さんはパリコレに関わる業務を経て独立し、apato.のブランド活動を開始。ブランド名は、「ア」からはじまる、発音しやすい「アパトサウルス」という恐竜に由来しているそうです。

トレンチコートは意外にニッチなアイテムかもしれませんね。仕事場や学校に着て行くと、周囲の関心を集めるものです(齋藤亘 氏がトレンチコートを着て仕事場に現れるたび、私はつくづくそう思ったものでした)。

このブランドに合流する友人の齋藤亘 氏は生産管理を担当。生地問屋での勤務経験に加えて、iPhoneやMacに精通しているテクニカルな強みも持っています。

大学院でファッションと批評に関する研究をしていた上別府往輝さんは経理や営業でバックアップ。知的なバックボーンを感じさせます。

このブランドを私もオシャレでもって応援したいけど、胴回りのダイエットが先かもしれないなあ。芸術の秋は食欲の秋でもあるので、秋ってホント悩ましい季節です。

【apato.公式サイト】
http://apato-tokyo.com/

【参考・出典】
apato. 2015 S/S Collection ‘ #2 unwearable’ | changefashion.net
apato. 2015S/S collection look | fro・nowhere

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