Kalita ナイスカットミル で失敗しない挽き加減を見つける

コーヒーの話題
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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 ナイスカットミルカリタ

撮影 /筆者:iPhone5

 Kalita ナイスカットミル (シルバー)を購入して、数ヶ月。素敵なコーヒー生活を楽しむなら、ミル選びがとっても重要だと痛感しています。「細びき」「中びき」「粗びき」の選択は、時にはコーヒー豆の種類よりも大事かも。このことを、経験的に学びました。

実際に使用するなかで最適の挽き加減を見つける

家庭でできる「細びき」「中びき」「粗びき」

 コーヒーの味わいを決める3つのポイントは、焙煎、ブレンド、グランドだと言われる。適したブレンドの豆を「挽きたて(焙煎してすぐ)、挽きたて(直前に挽いて)」でいれるのが鉄則だといわれる。このうち、家庭でコーヒーをいれるときに関与しやすいのは、豆を挽くことである。

引用/『珈琲事典―この1冊ですべてがわかる 』, 新星出版社, P46

 コーヒー関係の書籍を読むと、「細びき」「中びき」「粗びき」の選択は、さまざまな意見があるようです。たとえば、ペーパーを使うドリップでいれるコーヒーでも、質の良い豆なら「細びき」寄りの方がよいとか。とはいえ、日々の生活のなかでは、必ずしも質が良い豆ばかり手に入るとは限らないものです。日本は、増税ばかりで世知が無い世の中……。コーヒー豆屋へ買い物に行くと、一番安くてお買い得なブレンドコーヒーの豆を買ってしまうことも。「良質」と言えるのか謎の豆を「中びき」よりも「細びき」寄りでいれてしまうと、なんとも表現しがたい雑味がすることもあります。飲めないほど不味いをわけではありませんが、豆に適した挽き方で美味しく飲みたいものですよね。

挽き加減は8段階で調整可能

 Kalita ナイスカットミル (シルバー)は、8段階で、挽き加減を調整できます。私がここ最近、発見したドリップで失敗しない段階は、5.5でした。大抵の豆は、これで美味しく飲めました。この5.5が「正解」と言いたい訳ではなく、豆を購入するお店や種類によって、おのおのが最適の挽き加減を見つける必要がありましょう。そこには楽しさも見つけることができるかもしれません。

清浄なる朝をコーヒーで楽しむ

 私は毎日まいにち、Kalita ナイスカットミルで朝は30グラムの豆を挽きます。仕事前にコーヒーを妻と飲むことは、我が家での清浄なる朝の儀式です。

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