
Marantz(マランツ)のコンデンサーマイクロホン MPM-1000(Photo by 快適暮らし研究会)
ネットラジオをしてみたいなと思っておりまんもす。
みんな大好きYouTubeのチャンネル「吉田製作所」さんを見ていた。動画で話題になっていたMarantz(マランツ)のコンデンサーマイクロホンが欲しくなった。ユーチューバーのヨシダヨシオさんが勧めていたのはUSB接続ができるMPM-2000Uだった。
コンデンサーマイクロホンが欲しくて欲しくてたまらなくなり、市場価格を調べもせず、その日のうちにポチってしまった。iPhoneで寝床から。これが失敗のはじまりだった。Amazonマーケットプレイス出品者から「定価の2倍」で購入して損してしまったのである。
購入したのはMPM-1000。USBオーディオインターフェースに専用ケーブルでつないで利用するタイプだ。購入者のレビューでは「安くて高品質」と評判。購入時の最安値は、このAmazonマーケットプレイス出品者の11324円だった。ところが数日後、なんとAmazonプライムで5940円で売られていたのである。
自己都合の返品の場合、返金額は開封済みなので商品代金(税込)の50%となる。Amazonマーケットプレイスの出品者から購入したので「Amazonのカスタマーサービスに電話1本すれば済む」というわけにもいかない[1]。
ただただ、かなぴい。数日待てばよかったなあ。心の傷を癒やすために次のことを試みた。
- 「死んだ子の年を数えるな」と格言を唱える
- このマイクには罪はないので、使って遊ぶ
- 身内に買いものの失敗を愚痴って共感してもらう
- 動画「Mr.ビーン」をみて笑う
- ぬるめの風呂に防水ケースにいれたiPadをもちこみ、2時間つかって心身の緊張をゆるめる
- YouTubeで「買って失敗した〜」の類いの動画を見て仲間を探す
- YouTubeちゃんねる「吉田製作所」で失敗談を見る
- ふて寝してリフレッシュする
- 夕食時の話題のネタにする
- ブログに書いてネタにする
1日たてば過去のこと。気をとりなおして、MPM-1000で録音してみることにした。USBオーディオインターフェースは独Steinberg社のCI2。2010年ごろに新品で購入したものだ。現在は生産中止になっていて、中古品が4000円ぐらいで手に入る。まだまだ現役。

わが家のSteinberg USBオーディオインターフェース CI2
コンデンサーマイクロホンの接続に必要な「ファンタム電源ボタン」もついている。ソフトウエアはMacにおまけで付いているGarageBandを使った。まずまず満足した。今後の課題として、GarageBandの設定、例えばコンプレッサー、EQ、ノイズゲートなどの設定をもう少し学ぶ必要がありそうだ。
録音した音源をYouTubeにアップしてみた。
たしかにホワイトノイズもない。1500円で購入したダイナミックマイクと比べると雲泥の差だ。下はダイナミックマイクで録音したもの。
今回の失敗から何を学ぶべきなのだろう。あのニュートンですら株の売り買いで大損した。買いものなるものは、成功することもあれば失敗(損)することもある。失敗は避けられぬ。とりあえず、ねぼけて寝床から衝動買いをするのはやめておこうと思ったのだった。
(写真も筆者)