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禁止マーク・起動できないiMac (27-inch, Late 2012)がSSD換装で爆速!

技術
モクソン ホウ

法政大学文学部哲学科卒。編集関係の業務に従事。金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味は絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。

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「禁止マーク」の画面を表示したまま起動できなくなったiMac (27-inch, Late 2012)。下記のトラブルシューティングを行い、SSD換装の最終段階までやってきました。

Macに禁止サイン!起動できない時にやった15のトラブルシューティング
禁止サインを表示して起動もOS再インストールもできないiMac。したこと・これからやること15のこと(数は今後増える可能性あり!)

「どうせ廃棄するなら、SSD換装の実験した後にしよう。内蔵のストレージが壊れているのかもしれませんし」

あまり期待もせず、FusionDriveの内蔵ハードストレージをSSDに取り替えてみました。すると、これが正解でした。起動できたばかりか、以前より快適に動くようになったのです。

なお、換装をしますとappleのサポートは受けられなくなります。自己責任の改造です。

YouTube動画「換装ビデオ」が大変に役立つ

スマホでYouTube動画「iMac (27-inch, Late 2012) の内蔵HDDをSSDに換装するビデオ」を見ながら、SSD換装に取り組みました。モニターケーブルを外すところなどは、この動画がなかったら、挫折していたことでしょう。

iMac(2012,late)内蔵HDDのSSD化と道具

購入した・しなかった・手持ちなど、道具のあれこれについて書いてみます。

【購入】SSDCrucial [Micron製] 内蔵SSD 2.5インチ MX300 1TB ( 3D TLC NAND / SATA 6Gbps / 3年保証 )国内正規品 CT1050MX300SSD1/JP

換装後、ファンの爆音はいまのところない。

換装後、ファンの爆音はいまのところない。

【購入】トルクドライバープラスドライバー精密ドライバーセット →換装では2種類のトルクドライバー(T10とT8)と1種類のプラスドライバーを使いました。単品で揃えるより、セットで用意した方が安上がりでした。種類があわなくて、慌てる心配もありません。

近所のホームセンターで購入。

近所のホームセンターで購入。

【購入】3Mの両面テープ3M スコッチ 超強力両面テープ 金属 一般材料用 12mm×1.5m KKD-12 (参考にしたサイト:「iMac 21.5インチ(Late 2012)のメモリを自分で交換してみた」)→どのテープがよいのかネット上での情報は多くありません。業者による専用テープもあるようです。

3Mの両面テープは幅で2種類ある。12ミリ幅を購入。

3Mの両面テープは幅で2種類ある。12ミリ幅を購入。

【手持ちのものを使用】3.5インチからの2.5インチHDD変換マウンタ→「裸族のカプセルホテル」に付いてたおまけを流用しました。

【手持ちのものを使用】ピンセット→モニタと本体をつなぐ内部ケーブルをはずすのに使います。

【手持ちのものを使用】本体を開くための薄いカード(期限の切れた会員カード)→ギターのピック、テレフォンカード、ローラーカッターなどを使っている方もいるようです。

期限切れの「世界堂」会員カードを使用

期限切れの「世界堂」会員カードを使用

【購入】「起動可能なインストールディスク」を作るためのUSBメモリー→今回は物理的な故障が換装の動機です。作業後にOSを入れ直す必要があります。インターネット・リカバリー(参考にしたサイト: 「macOS 復元について」)でうまくいくこともあるけれど、うまくいかなかった場合に起動可能なインストールディスクがあると心強い(参考にしたサイト: macOS の起動可能なインストーラを作成する方法」)。別のMacで作っておきました。一つ作っておけば、換装以後もトラブル時の備えになります。

コンビニで1500円ぐらいで購入しました。アマゾンでは800円台で手に入るようです。

コンビニで1500円ほどで購入、アマゾンなら800円台

【手持ちのものを使用】クッション、座布団→外したモニターを受けとめる台になります。

取り外したモニタを受け止めるクッションは必須アイテムです。

取り外したモニタを受け止めるクッションは必須アイテムです。

あれば便利な道具

【購入】バキュームリフター(モニター画面を外すときに利用)→なくてもできますが、あれば便利:スリーアキシス(three axis) バキュームリフターミニ2個組 最大耐荷重2kg 15901

用意はしたが、取り外しのときは使わなかった。

用意したものの使わなかった。

【購入せず】温度センサー付き内蔵HDD交換取付ケーブル→これをつけないと、ファンが爆音をたてるという噂あり。しかし、このケーブルを用意しませんでした。換装後、私のiMacで爆音は起きていません。(参考にしたサイト:「iMac用SSD/HDD取り付けパーツ |秋葉館.com Mac専門店」「iMac (27-inch, Late 2012) の内蔵HDDをSSDに換装してみよう」)

今後の課題:二つになったSSDのままでよいのか?

換装後のOS再インストールは、Macの状態を見ながら行いました。

  1. command (⌘) + Rでは、「復旧できません」となる。→2の方法で、MountainLionをインストール。
  2. shift + option + command + RでMac に当初付属していた macOS、またはそのバージョンに一番近い、現在も利用可能なバージョンをインターネット経由でインストールした。
  3. Mac App Storeから最新のOSをインストールできなかった。USBメモリーで作っておいた「起動可能なインストールディスク」からHigh Sierraをインストール。

以上で、再び使えるiMacとなりました。このブログもiMacで書いているので、換装は成功したようです。

1TのFusionDriveのモデルだったので、SSD換装後は、二つのストレージがデスクトップに見えています。このままでもよいのでしょうけれど、統合しなくてよいのかは謎のままです。

換装後のデスクトップ

換装後のデスクトップ

実は、作業は継続中です。養生テープで仮止めをしているだけで、時間のあるときに両面テープで封をしなくてはなりません。今後の経過も書いてゆきたいと思います。

仮止めテープで留めただけのiMac

仮止めテープで留めただけのiMac

後日談:デスクトップに見えていた「untitled」には、WindowsOSをインストールしました。VM Fusion用のDriveとして活用中です。

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