「PCIeベースフラッシュストレージ」と「PCIeベースオンボードSSD」 の違い

技術
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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Appleの「Mac整備済製品」で製品仕様ページを眺めていますと、いくつか興味深い違いを発見します。例えば、内蔵ストレージの仕様です。

認定整備済製品
すべてのApple整備済製品はテスト後認定されています。1年間の特別保証が付いています。

ストレージの仕様は、マシンの処理速度につながるので重要です。SSDであれば、ハードディスクドライブよりも高速に動きます。

ぜひSSDを選びたいところですが、上のスクリーンショットのように「PCIeベースフラッシュストレージ」と「PCIeベースオンボードSSD」 の違いとは何なのでしょう。「PCIeベースフラッシュストレージ」は、SSDではないのでしょうか?

AppleCareサポートに念のため確認してみたところ、答えはどちらもSSDという答えでした。違いはロジックボードの仕様です。PCIeベースオンボードの場合は、SSDが組み込まれています。物理的に組み込まれていますので、当然取り外すことはできません。マニアックなユーザーには、取り外せるか、改造ができるかという点で重要のようです。もっとも、これらのチャレンジはAppleのサポート対象外ですけれど。

ごく普通にMacを使うユーザーにとって、どちらもSSDであるということが、機種を選ぶ上で役立つ知識になりましょう。

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