Macユーザーの理想はどれ?iCloudDrive、Dropbox、OneDrive

技術
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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私はiCloudDrive、Dropbox、OneDrive、GoogleDriveを使っています。

このなかで、もっとも不満と不信を抱かせるクラウドサービスはOneDriveです。よく使っているのもOneDriveであります。なんせ、プランによってはおまけでついてくるサービスなので。

OneDriveの何が不満なのかといえば、アップロードされるファイルと、されないファイルがあることです。たとえば、ATOKのバックアップ用ファイルを、かつてDropBoxに同期していました。なんの問題もなく、問答無用でアップロードされます。しかしOneDriveは、なぜかアップロードされません。

MacのFinderで、OneDriveのフォルダーを開いたところ。

「なぜアップロードされないのだろう?」なんてこと、いちいち考えたくありません。問答無用で、フォルダにあるものは、アップロードしてほしいのです。

iPhoneの「ファイル」というアプリで、OneDriveを開くと、下のような状態になっています。MacのFinderに見えていた「ATOK」フォルダが見えません。

iPhoneでOneDriveを開いたところ

iPhoneでOneDriveを開いたところ

iPhoneでパソコン版のATOK辞書ファイルを開いたりはしません。ここでの問題は、iPhoneではアップロードが確認できていないことです。実際はどうであれ、とてつもない不信感を抱かせます。ATOKのバックアップフォルダは、Macだけでなく、Windows用のATOKのバックアップでもあります。どちらのOSでも開けないと、まったくをもって使い物になりません。

iCloudDriveでは、ATOKのフォルダを確認できた

iCloudDriveでは、ATOKのフォルダを確認できた

iCloudDriveではでしょうでしょうか。

実験したところ、iPhoneのiCloudDriveでは「ATOK」のフォルダを確認できます。ほかのMacでも開けるでしょうし、Windows用のiCloudを使えば、WindowsPCでも開けることを示しています。

DropBoxは1Tで長く愛用してきました。なんの不満もなく、ストレスもありません。ただし、ほぼ同料金でiCloudDriveが2Tまで利用できるようになりました。コスパの点からiCloudDriveに乗り換えることにしました。

iCloud+ のプランと料金
iCloud は、情報を安全に保管し、自動的にバックアップします。どこからでも利用でき、5GB 分のストレージが無料です。iCloud+ にアップグレードすれば、ストレージ容量が増え、利用者とそのデータを守る高度なプライバシー機能も利用でき...

あまりよいところがなさそうなOneDriveですが、最大の強みは、Office 365 Soloに加入していると自動的に使えることです。

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追加料金なしで使えるのであれば、使った方がいいに決まってます。iCloudDriveのストレージを節約できますし。画像ファイルやPDFといった無難なファイルであれば、経験上使えるようではあります。あまり信用していませんが、使えるところは使うことにはしています。

忘れていましたが、GoogleDriveもストレスなく使えるサービスです。特定のアプリのフィルを使うため、15Gの無料の範囲内で使っています。GoogleDriveに関しては、ヘビーユーザーではないので、感想はこの程度にしておきます。

2017年10月24日現在、Macユーザーへのいちおしクラウドサービスは、iCloudDriveと感じております。

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