私はiCloudDrive、Dropbox、OneDrive、GoogleDriveを使っています。
このなかで、もっとも不満と不信を抱かせるクラウドサービスはOneDriveです。よく使っているのもOneDriveであります。なんせ、プランによってはおまけでついてくるサービスなので。
OneDriveの何が不満なのかといえば、アップロードされるファイルと、されないファイルがあることです。たとえば、ATOKのバックアップ用ファイルを、かつてDropBoxに同期していました。なんの問題もなく、問答無用でアップロードされます。しかしOneDriveは、なぜかアップロードされません。

MacのFinderで、OneDriveのフォルダーを開いたところ。
「なぜアップロードされないのだろう?」なんてこと、いちいち考えたくありません。問答無用で、フォルダにあるものは、アップロードしてほしいのです。
iPhoneの「ファイル」というアプリで、OneDriveを開くと、下のような状態になっています。MacのFinderに見えていた「ATOK」フォルダが見えません。

iPhoneでOneDriveを開いたところ
iPhoneでパソコン版のATOK辞書ファイルを開いたりはしません。ここでの問題は、iPhoneではアップロードが確認できていないことです。実際はどうであれ、とてつもない不信感を抱かせます。ATOKのバックアップフォルダは、Macだけでなく、Windows用のATOKのバックアップでもあります。どちらのOSでも開けないと、まったくをもって使い物になりません。

iCloudDriveでは、ATOKのフォルダを確認できた
iCloudDriveではでしょうでしょうか。
実験したところ、iPhoneのiCloudDriveでは「ATOK」のフォルダを確認できます。ほかのMacでも開けるでしょうし、Windows用のiCloudを使えば、WindowsPCでも開けることを示しています。
DropBoxは1Tで長く愛用してきました。なんの不満もなく、ストレスもありません。ただし、ほぼ同料金でiCloudDriveが2Tまで利用できるようになりました。コスパの点からiCloudDriveに乗り換えることにしました。
あまりよいところがなさそうなOneDriveですが、最大の強みは、Office 365 Soloに加入していると自動的に使えることです。
追加料金なしで使えるのであれば、使った方がいいに決まってます。iCloudDriveのストレージを節約できますし。画像ファイルやPDFといった無難なファイルであれば、経験上使えるようではあります。あまり信用していませんが、使えるところは使うことにはしています。
忘れていましたが、GoogleDriveもストレスなく使えるサービスです。特定のアプリのフィルを使うため、15Gの無料の範囲内で使っています。GoogleDriveに関しては、ヘビーユーザーではないので、感想はこの程度にしておきます。
2017年10月24日現在、Macユーザーへのいちおしクラウドサービスは、iCloudDriveと感じております。