
Simplicity2を導入して多くの問題が改善
WordPressのテーマは、これまで海外ベンダーThemeGrillの有料テーマSpaciousProを5年近く使っていました。有料だからといって、SEO、デザイン、機能、使い勝手などが必ずしも優れているとは限りません。前向きに考えれば、不満があったからこそ使い倒し、HTML5やCSS3も身についたと考えられます。
とはいえ、毎年請求される更新料も、$15.20からいつのまにか $19.00と値上がり。テーマ変更のしおどきを感じていました。そこで年度替わりの今年4月、わいひら様が提供する人気の無料テーマSimplicity2に変えてみたのです。
Simplicity2の素晴らしさは、すぐに分かりました。シンプルな外観ですが、かゆいところに手が届く、親身な作りになっています。SEOに関することだけでなく、記事のはじめに挿入された画像が自動的にアイキャッチ画像できるなど、機能も充実しています(このことはプラグインへ過剰に依存しなくて済むことを意味する)。GoogleAdSenseの成績も、二倍近く向上しました。

Simplicity2を使って劇的に改善したことは、機能が充実しているので、数え切れないほど利用していたプラグインを劇的に減らせたことです。現在では、利用中のプラグインは30個前後で抑えられています(PHPの知識がつけば、もっと減らせると思います)。
だだし、問題もありました。カスタマイズ画面のライブレスポンシブプレビュー機能が、他のテーマでは利用できるにもかかわらず、simplicity2だけが使えなくなっていたことです。同様の症状は、他のユーザーさんにも起こっていたようです。
カスタマイズ画面でほかのテーマでは起こらないのですがSimplicity2だけ ライブレスポンシブプレビュー機能が使えなくなっています。 プラグインをすべて外してみたりキャッシュを削除したりしているのですが治りません
出典:ライブレスポンシブプレビュー機能が使えなくなっている、閲覧日:2017年4月19日
バグなのかと諦めていたのですが、物は試し、プラグインとの相性を疑ってみることにしました。まず、すべてのプラグインを一旦停止し、ひとつひとつ有効化していったのです。すると、犯人を突き止めました。
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原因は、外部リンクに装飾を付けたり、nofollowやtarget=“_blank”など自動設定できるWP External Linksというプラグインが原因でした。
Simplicity2は、ライブレスポンシブプレビュー回復で、ますます使いやすくなりました。同様の症状で悩んでいる方は、すべてのプラグインをひとまず停止し、一つ一つ有効化する検証をオススメいたします。