【2016年版】AppleCare加入中のiPhone、故障したバッテリーを修理する流れ

技術
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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AppleCare for iPhoneに加入中で、診断結果が不合格なら、バッテリーは無償交換(写真はイメージ画像)

AppleCare for iPhoneに加入中で、診断結果が不合格なら、バッテリーは無償交換(写真はイメージ画像)

時期によって、Appleの修理運用は微妙に違います。

そこで2016年における、AppleCare加入時のiPhoneでバッテリー交換のイメージを、AppleCareさんに取材してみました。

バッテリーの異常や消耗を判断する

AppleCare に加入中のiPhoneで、バッテリーに不具合があった場合、バッテリーの無償交換を受けられます。 
以下、その流れを書いてみます。

iOS診断

iOS診断を実行中のiPhone

iOS診断実行中のiPhone

iPhoneのバッテリーに異常を感じるとき、AppleCareへ電話をすると、診断テストで調べてもらえます。

受付時間:曜日を問わず、9:00から21:00まで
電話番号は変わらず:0120-277-535

ユーザーは相談中にiPhoneを操作して、バッテリーなどのデータを、アドバイザーさんへ届けます。

設定→プライバシー→診断と使用状況→「自動送信する」にチェック→「利用条件」に同意→「iPhoneの診断」をオン

診断結果が不合格ならバッテリー無償交換

届けられたデータから、アドバイザーさんはiPhoneの状態を診断します。結果が「不合格」となるのは、以下のケースです。

  • バッテリーが購入時より80%未満の能力に消耗している場合
  • 消耗以外の異常がみられる場合

iOS診断テストで分かること

診断できるのは、バッテリーの消耗や異常だけではありあせん。 インストールしているアプリ同士の相性が悪かったり、クラッシュしていても、バッテリーの消耗を激しくすることがあります。

  • バックアップの有無
  • Wi-Fiの異常
  • Bluetoothの異常
  • クラッシュしているソフトウェア(アプリ・iOSの両方)がないか

原因を取り除けば、修理をしなくても済む可能性があります。

バッテリー交換の流れ

バッテリーに消耗や異常があり、無償交換が決まったら、店頭への持込修理宅配業者を使った預かり修理を行います。

エクスプレス交換サービスは、ユーザーの申し出がない限り、AppleCareさんは積極的に提案しないようです。

2016年の修理運用に感じた特徴と雑感

2016年の特徴は、バッテリー交換でエクスプレス交換サービスの積極的に提案しない運用に感じました。たしかに、バッテリー交換だけで済む修理を、iPhoneまるごと交換していたら、Appleさんも割に合わないのでしょう。

余談ですが、私が持っているiPhoneで一番古いのはiPhone 3GSです。手にして十年近くたちますが、いまだにバッテリーは元気です。案外、タフな作りですよね。現在、iPhone 3GSには鳩時計アプリがインストールされて、置き時計として第二の人生を送っております。

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