
紙ゴミになってしまった愛読書たち。
蔵書を本格的に自炊しようと、ここ数ヶ月間、ScanSnapiX500をフル稼働させています。
頼もしいこの相棒がわたしの手元へやってきたのは、2年前の2014年でした。
今日まで故障もせず、元気に動いています。だだ、最近は、重送や紙づまりなど紙送りが少々悪くなってきました。考えられる原因は、2つです。
- ローラーの汚れ
- ローラーの寿命
ローラーが汚れると、紙をつかまなくなり、送りが悪くなります。快調に動くため、メンテナンスは大切です。専用のメンテナンスキット(FUJITSU ScanAid(iX500用) FI-X50SA )も販売されていますが、日用品のウェットティッシュや麺棒などでも改善するものです。

内部はホコリとの闘い。ローラーのミゾもすり減ってきました。
メンテナンスをしても、ローラーの寿命自体はいつかやってきます。古タイヤのように、少しずつミゾがすり減ってきました。こうなると、いよいよ交換を検討しなくてはなりません。
公式サイトが提案する交換周期のめやすは、「20万枚または1年ごと」です[1]。わたしがこの2年間にスキャンした総枚数は、約8万枚でした。ScanSnapを管理するアプリ「ScanSnap Manager」を使えば、「ScanSnap情報」の項目で総スキャン枚数を確認できます。

「ScanSnap Manager」→「ScanSnap情報」で確認ができます(Macの場合)。
わたしは5年延長の保証オプションに加入しているので、保証対象も気になるところです。サイト「ScanSnap – 自炊技術 Wiki」さんによれば[2]、
「パッド・ピックローラー等の消耗品交換は対象外。その他の清掃・修理は保証の守備範囲」※赤字の強調は引用者
とありますし、 2ちゃんねるでは[3]、
「消耗品と送料負担以外は何度でも無償修理可能」※赤字の強調は引用者
といった情報が見えます。
当然といえば当然ですが、消耗品も保証対象などという甘い話はどこにも見あたりませんでした。(AppleCareに加入しているiPhoneだって、画面割れは有償修理なわけですし)。というわけで、「FUJITSU ローラーセット(iX500用) FI-CX50R」を注文することにしたのです。
ユーザー自身で交換可能できるようです。交換品を取り寄せておき、いま使っているローラーがいよいよ不調になったら交換しようと思っています。

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【脚注】
- ScanSnap iX500 : 富士通、閲覧日:2016年9月17日 ↩
- ScanSnap – 自炊技術 Wiki* ↩
- ScanSnapシリーズ総合スレ Part24 ↩