
マンガを自炊してPDF化する
「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」と『葉隠』の筆者は言ったけれど、私に言わせれば生きることは死ぬ準備をすることだと思う。マンガだって墓場まで持っていけない。大型本以外は自炊(スキャンしてPDF化)することにした。
休日は、部屋を占めるマンガを裁断し、

画像:Amazonより。私が使っている裁断機「大型裁断機 ペーパーカッター 書籍断裁可」
富士通のドキュメントスキャナー「ScanSnap iX500」で、スキャンする。

画像:Amazonより。富士通 FUJITSU ScanSnap iX500
裁断後、ページとページがくっついていないかを確認し(これが大事!)、ドキュメントスキャナーに読み込ませてゆく。保存したフォルダーを見ると200ページ前後のマンガ本を、1時間に10冊程度のペースで自炊し、一日で62個のPDFファイルを作った。
たかが自炊と思うなかれ、これでけっこう疲れる。
ドキュメントスキャナーを連続稼働していると、内部はホコリで汚れてきます。放っておくと、読み取ったデーターにスジができてしまうので、ときおり、拭き掃除が必要。
PDFのデータも軽くチェックする。スキャンしたページが、ななめになることがある。ScanSnapの付属ソフトで「読み取りモードのオプション」の「文字列の傾きを自動的に補正する」が、この原因だった。
こうして、自分ならではの方法が形づくられる。蔵書の自炊は、急ぎすぎず着実にこなしてゆきたい。この作業は、今月いっぱい続きそう。
