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【iPhoneと東京散歩】古風な古本屋を見つけた

技術
モクソン ホウ

法政大学文学部哲学科卒。編集関係の業務に従事。金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味は絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。

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町の古本屋

写真:筆者

iPhoneを聴きながら、移動するのは好きですか? 私は大好きです。ただし、聴いているのは音楽に限りません。ポットキャストオーディオブック、もしくは自分自身で音読朗読した録音だったりします。Wi-Fiが飛んでいれば、Radikoのようなインターネットラジオもいいですね。

この楽しみ方には良いことがあります。他の作業を同時並行できることです。たとえば移動の時間も、情報種集や勉強の時間に変えることができます。そんなわけで、移動の時間はわざわざ遠回りをして、「耳学問」するための時間にあてているのでした。

iPhoneを聴きながら深夜の町をさまよう

夜道を一人歩き

この「耳学問」をしていると、本が楽譜に思えてくるから不思議です。楽譜があれば楽器を演奏でき、本があれば音読ができる。この方法を編みだしてから、難しめの本も読めるようになったのは驚きです。不惑の四十を過ぎて、読書の面白さと再会した気分になりました。

先日。出先から家に戻る夜道でのことです。深夜23時頃、見かけない店に気づきました。昼間は他店の影に隠れていたようです。それは古本屋でした。

お店のたたずまいは、高円寺や早稲田で軒を連ねているような古本屋然としたおもむきがありました。店内をのぞき込むと、客は一人もいません。店主のオヤジは気難しそうにテレビを見ています。いまにも潰れてしまいな気配もあります。おそるおそる店に入ると、人文社会系の本から、エロ本まで平積みされていました。いぜんは、このような古めかしい古本屋が、たいていの町にはあったような気がします。なんだか懐かしい気持ちになってきました。

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木で作られた本棚が、いかにも古本屋然とした店構え

訪れてみようと思います。このような古本屋然とした古本屋さんは、ぜひなんとか残ってほしいものです。

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