音楽好きにとって、音源をiPhoneやiPodなどで楽しむために、CDからのインポート(パソコンへの曲の吸い出し、読み込み)は事あるごとに欠かせない作業です。現在、iMac2012年モデルを使っているのですが、CDからの読み込みが遅くて困っています。原因と対策を考えてみたいと思います。
遅い!?LDR-PMH8U2L
読み込みの遅さを意識したのは、外付光学式ドライブを買い換えたのがきっかけでした。今年の夏、手持ちのCDを売り払うため、数百枚近くのディスクをiTunesに読み込ませていました。この過酷な使用のために愛機だった「LBD-PMJ6U3MSVW」は壊れてしまったのです。USB3.0規格で読み込みも速く、素晴らしいドライブでした。
それからUSB2.0規格のLogitec LDR-PMH8U2Lに買い換えました。なぜ、このドライブを購入したかと言えば、大変にリーズナブルで、3000円前後で購入できたからです。
読み込み速度の遅さは初日から感じました。メーカーの仕様によれば、一応は「24倍速」にはなっています。

読み込み初期速度は3.0xぐらいで、最大10xまでいくかどうかでした。24倍速には遠く及びません。
LDR-PMH8U2Lの良い点
公平さを保つため、LDR-PMH8U2Lの良い点も述べておきましょう。軽さは魅力です。外出先などでCDやDVDを視聴するなら、大いに貢献してくれるでしょう。LDR-PMH8U2Lは安定した動作を見せる良いドライブですが、音楽好きである私との相性が良くないようでした。
iTunesのインポート(読み込み)高速化へのチャレンジ
① ハブや延長ケーブルを介さずに、直接パソコンに繋ぐ
最大8x程度から、最大10xまで速くなりました。少し改善です。
② 他のアプリケーションを終了し、メモリの負担を減らす
あまり効果はありませんでした。
やった方が良かもしれないけど、やらなかったけど
① SMCのリセット
電源をオフにして、iMacの裏側の電源プラグを抜きます。15秒程度放置して、電源プラグを差し、5秒後に電源を入れます。
SMCリセットは、別件で検証済みだったので、今回は試しませんでした。
② 「オーディオ CDの読み込み時にエラー訂正を使用する」のチェックをはずす
ここにチェックを入れると、CDから取り込む際にエラーが発生するとインポート速度が極端に落ちるようです。
「オーディオ CD の読み込み時にエラー訂正を使用する」にチェックを入れると、CDから取り込む際にエラーが発生した場合、できる限りエラーの訂正を実行し品質を維持します。代わりにエラーが発生した場合はインポート速度が極端に落ちます。傷が多いCDをインポートする際に使用するとよいでしょう。
「速さ」よりも「エラーの訂正」を優先したいと思ったので、チェックは付けたままにしています。
USB3.0規格の外付光学式ドライブの購入を検討
読み込みの遅さの原因は、想像するにUSB2.0という採用規格にあるのではないかと思いました。USB3.0だったなら、USB2.0に比べて転送速度が約10倍以上の最大5Gbpsという超高速になります。
I-O DATA EX-DVD03シリーズ
以上のようないきさつから、近々、外付光学式ドライブを買い換える必要がありそう。USB 3.0規格のI-O DATA EX-DVD03シリーズは、2015年12月22日現在、Amazonではリーズナブルな価格帯です。3000円台半ばから購入できます。
スーパードライブ VersionTech USB3.0
VersionTech製のスーパードライブも、5000円でお釣りがくる、さほど変わらない値段です。MacOS、WindowsOSなど幅広いOSで利用可能で、Macとの相性の良さをはっきり示しているのは魅力です。
購入した人たちのレビューを読んでも、「遅さ」の報告は見当たりません(2015年12月23日現在)。
- 読み込み、書き込みに対応しており、高速で安定した動作が可能です。
- ディスクを入れるとすごい勢いで吸い込みます。
USB2.0に比べて転送速度が約10倍以上を誇るUSB3.0の性能に、期待をかけてみたいと思います。あとは、実際に試してみてどうかですね。改善するといいな。
この話の続き
【LDR-PUB8U3MSV】外付光学式ドライブUSB3.0とUSB2.0の読み込み速度比較検証。 – 快適暮らし研究会 – スクスク育つ大人のブログ
