【Apple ID新規取得】代替Apple IDはどのようにして生まれるのか

技術
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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代替AppleID,代替メールアドレス,追加のメールアドレス

拙稿「Apple IDの代替メールアドレスにiCloudメールがあるのはなぜ?」の続きを書いてみたいと思います。

2015年12月10日、「My Apple ID」が「Apple ID を管理」というサイト名で、大幅にリニューアルしました。現在では、ログイン後の見え方が違っていて「代替AppleID」「代替メールアドレス」という言葉は見当たりません。とはいっても、これらのサービスがなくなった訳ではありません。

説明を分かりやすくするために、リニューアル前の画面も引用しつつ、説明をしてみたいと思います。

代替メールアドレス, Apple iD

一般的なドメインで取得したApple IDと代替AppleID

一般的なドメイン(kaitekina.info)でApple IDを新規取得しました。ウェブのicloud.comにログインしても、「メール」のアイコンはあるものの、すぐには使えません。

代替AppleID,代替メールアドレス,追加のメールアドレス

アイコンをクリックすると、新規取得をうながすアラートが表れます。

Apple IDを以下のような流れで取得したiCloudメールは、メールアドレスはフリーメールであると当時に「代替メールアドレス」であり、そして「代替Apple ID」(IDとはAppleのサービスにアクセスするための「鍵」のようなもの)の役割を担うことになります。

iCloudメールを使用するには、iOSまたはOSⅩのiCloud設定でメールをオンして、新規メールアドレスを作成してください。

iPhoneなら「設定」から「iCloud」にログインし、「メール」をオンにすると、新規作成を進めることができます。

代替AppleID,代替メールアドレス,追加のメールアドレス

メールのスイッチをオンにします。

代替メールアドレス, Apple iD

icloud.comでうながされたiCloudメールの新規取得は、iPhoneからも作成ができます。

代替メールアドレス, Apple iD

現在は仕様が変わってしまいましたが、以前のMY Apple ID なら代替AppleIDのところに「@icloud.com」のメールアドレスが表示されていたはずです。下の画像は、取得した時期が古いのでme.comになっています。時期によって、Mac.com、me.com、icloud.comといった具合にドメインが異なります。

代替メールアドレス, Apple iD

2015年12月以降は「代替Apple ID」や「代替メールアドレス」という言葉が、Appleのサイトからことごとくなっています。「追加のメールアドレス」という言葉に組み込まれた形になっています。しかし、「代替Apple ID」や「代替メールアドレス」の概念自体がなくなった訳ではありません。

代替Apple ID,代替メールアドレス,追加のメールアドレス

上の画像のようにmac.com、me.com、icloud.comのドメインのメールアドレスがAppleIDに紐付いていた場合は、追加されていた場合は、主要メールアドレスの代わりにログインできる「追加のメールアドレス」と考えるべきなのかもしれません。以上の結論として、icloud.comのメールアドレスを取得したからたといって、新しい別のApple IDを取得した訳ではありません

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