【「新しいデバイスとして復元」をする理由】iPhoneやiPadに不具合があったとき

技術
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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新しいiPhoneとして復元

iPhoneやiPadに不具合があった時、iTunesのあるパソコンがあれば、「新しいデバイスで復元」で原因特定ができます。

「新しいiPhone(またはiPad)として復元」による故障切り分け

新しいデバイスとして復元〜原因特定に至るイメージ

不具合のあるデバイスを「新しいiPhoneとして復元」すると、次のようなゴールが見えてきます。

iPhoneやiPadに不具合があった時、「新しいデバイスとして復元」をする理由

なお、「復元」は「オールリセット」という意味ではありません。この点に関して、以下の記事も役立つかもしれません。

「復元」と「オールリセット」の違い。iPhoneやiPad、iPodが不調の時 | Moxson Journal

最初の切り分け

最初に、次のことが切り分けられます。

  • 再現した場合、原因は物理的な問題
  • 改善した場合、原因は「データ」
  • 「新しいデバイスとして復元」で問題が改善しない場合、本体に故障の疑いがあります。通信のトラブルなら契約の通信会社、それ以外はAppleCareに相談してみましょう。

  • 電話番号:0120-277-535
  • 営業時間:平日・土日:9:00~21:00
  • 営業時間の情報については、以下の記事も役立つかもしれません。

    【大幅拡大】AppleCareサポート電話相談の受付時間。2015年11月6日より変更。 | Moxson Journal

    「新しいデバイスとして復元」して改善した場合

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    次に、復元して改善したならば、そのデバイスにバックアップデータを戻してみます。この結果から、次のことが切り分けられます。

  • 問題が起きなければ、原因は壊れたソフトウェア(iOSのこと)だった。
  • 問題が再現した場合、原因はアプリや書類などデータが壊れている。
  • 壊れたデータに原因がある場合、もう一度「新しいデバイスで復元」をして、バックアップデータは戻さずに再設定をしてみましょう。

    以上は、不具合の原因がOSのバグなのか、データが壊れているのか、本体の機械的な故障なのかを判断できる、とても重要な故障の切り分けの方法です。いざというときには、お試しくださいませ♪

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