iTunesStoreの仕組みは、非常に良くできています。同じ仕組みをアーティスト自身が作るのは大変。このiTunesStoreを使って音楽を配信できたら、便利でしょうね!
審査が通れば全世界へ配信
iTunesStoreの販売の仕組みは、非常に良くできています。決済方法は、iTunesCardかクレジットカード。お客様が同じApple IDをお持ちなら、原則として再課金なしで同じ曲やアルバムを再ダウンロードもできます。
自前で作ったネットショップからもダウンロード商品の配信販売はできるでしょうけど、同じ仕組みをアーティスト自身が作るのは大変です。アーティストは、作品づくりに集中できた方が良いに決まっています。ならば、販売は専門の人に任せてしまうのも、一つの手かもしれませんね。
配信の手続き
自力で契約を頑張るか?
iTunesStoreで音楽を配信するには、ふたつの方法が考えられます。
- 自力でiTunes Storeと契約する
- Appleが承認したアグリゲータと契約をする
アーティストなどが個人でiTunes Storeと契約する際は、たとえば「米国納税者番号」などが必要になります。「米国納税者番号」って知ってますか?少なくとも、私は知りません……。自力で頑張るには、手続きのハードルが高そうです。Appleも自力で契約をすることを、オススメしていないようです。
すべての条件を満たして登録を完了すると、Appleと直接提携してコンテンツを提供できるようになります。ただし、条件を満たさない場合や、業務上または財務上の必要性がある場合は、アグリゲータを利用するのが最良の方法かもしれません。
引用/iTunesをパートナーに:音楽を配信するには よくある質問
アグリゲータを利用する
アグリゲーターとは、一言で訳せば「事業者」です。
インターネット上の情報を収集、整理し、エンドユーザへと配信する業者や個人。例えば、ショッピング、オークション、インターネットモールなどといった分野について、いくつかのサイトで情報を集め、同一商品、類似商品の価格を比較して消費者に提供するサイトなどがある。
引用/e-words:コンテンツアグリゲータ 【 contents aggregator 】
どのようなアグリゲータがあるのか?
Appleが承認したアグリゲータは、iTunes Music Aggregatorsで公開されています。
たとえばTunecore Japan
Tunecore Japanとは?
Tunecore Japanは、Asia Pacific地域でAppleが承認したアグリゲータのひとつです。
TUNECORE JAPANを利用するとiTunes Storeで自分の楽曲を配信、販売できます。
アカウント登録は無料ですので、以下よりご登録ください。引用 /ストア詳細
私は、Tunecore Japanと契約しました。申請と手続きの後、作品の審査があります。審査を通過すると、契約料を支払えば、iTunesStoreなどで配信されます。申請から二日以内には、審査・契約・配信が完了しました。
アグリゲータを利用すると、「納税者番号」って何?のようなことで頭を悩まさなくてもすみますね!