Eメールやメッセージを使う機械が多くなり、FAXをすっかり使わなくなりました。しかしながら、突然必要になることもあります。例えば、歳を重ねた両親とのやりとりとか。電話機がなくても自宅からFAXを送受信できるインターネットサービスを調べてみました。
高齢者のコミュニケーションかんたんツール FAX
青年や壮年世代が使っているパソコンやEメール。仕事でもプライベートでも、あたり前のように使っていることでしょう。しかし、高齢者にとっては難しく、FAXを使う方がカンタンに感じるかもしれません。
ある日、妻からメッセージが私のiPhoneに届きました。
お父さんから電話がありました。めまいがひどく耳鼻咽喉科で診断したのですが、病名を忘れてしまったそうです。
インターネットで調べてほしいと頼まれたので、「突発性」「めまい」で検索したら、「良性発作性頭位めまい症」でした。いくつかの記事を読み上げたら安心したようです。記事を印刷して、ファックスしてほしいとのことでした。
ファックスをしようにも粗大ゴミで出してしまい、我が家にはすでになく……。このように突然、送受信が必要に迫られることもあります。コンビニまで足を運ぶのも面倒ですし、FAX機能のある電話機を購入すれば維持管理も大変。
「インターネットFAXサービス&価格比較Wiki」
ランニングコストは高くない方が良い
メールを送るように、ファックスの送受信はできないものか……。調べてみると、様々なインターネットFAXサービスがあるようです。各社を比較・検討するためのサイトとして、「インターネットFAXサービス&価格比較Wiki」の情報が、とても役に立ちました。
eFax Plus®と契約 3つの理由
eFaxと契約し、使ってみました。理由は、以下の通りです。
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30日間無料
お試し期間があった方が、安心です。解約する場合は、カスタマーサポートの電話でのみ可能
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料金体系がシンプル
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カスタマーセンターにきちんと繋がる
月額料1250円(年払いの場合。通常は1500円)。月150枚まで送受信0円(151枚目~10円/枚)。月額料は、送受信0円を含めて考えると比較的安いと感じました。
カスタマーセンターは、ユーザーとの大切な窓口。eFaxのカスタマーセンターは、分かり易く、気持ち良く案内してくれました。
メールのようにFAX送受信
送信時は国番号が必要
ネット上の管理画面は、メールアプリに似ています。契約時に、専用の電話番号が付与されます。FAX送信の場合は、日本国内への送信でも、はじめに国番号をつけなくてはなりません。たとえば、東京03-1234-5678の番号へ送るなら、81312345678のように。相手方は通常のファックスを送るのと同じ操作です。
数ページある1つのPDFファイルは?
PDFファイルを添付し、FAXとして送信することができます。その際、1つのPDFファイルであっても、そのファイルに含まれるページ分が相手には送信されます。
FAXで母から届いたお手紙
母から届いた手書きのファックスは、当然のことながら、絵文字もデコレーションメールでもありません。昭和生まれの母らしさを感じます。これがFAXの良さかもしれないですね!