撮影 /筆者:iPhone5
谷中・根津・千駄木周辺地区を「谷根千」と呼びます。戦災を免れた、どこかしら古めいた、落ち着きがある街。東京メトロ千代田線の根津駅構内に、小さな図書館を見つけました。
根津メトロ文庫で電車の読書
改札を入ってすぐにある「根津メトロ文庫」。中は薄暗い。蔵というか、茶室というか、まさに書斎。
広さは、一畳ぐらい。地下鉄の運転席を模していることに気づいた。この雰囲気、落ち着く!
室内には、灯りはありません。薄暗い。中島らもさんの著作も。
SFから歴史小説まで、いろいろ。
移動の始まりに借りて、駅に戻ってきたら棚に返すルールです。
文庫本が多いようです。さまざなジャンルがランダムに並んでいました。予期せぬ出会いがありそうですね。
寄贈は歓迎、喜ばれる本を
駅員さんのお話によれば、利用者の寄贈で成り立っているとのこと。谷根千の町並みのように、造りに年期を感じます。寄贈は歓迎だそうです。多くの人が親しめるジャンルが、喜ばれそうです。このような小さな図書館が、いろいろな駅にもっとあればいいのにな!