アンビエントミュージックを手軽に生成するアプリ、NodeBeatを試してみました。プリセットの音源を楽しむこともできますが、自分でも簡単に「作曲」することもできます。
1アプリ起動
起動すると、まず「Create」「Listen」のボタンがあるパネルが表れます。「Create」は新規作成、「Listen」は既存の曲を聴く入り口。
音を作るのが、「Octave Generator」。リズムを作るのが、「Beat Generator」。
「NOTE」は、音符を意味します。ジェネレーターから発射されたツブツブがNOTEに当たると、音がします。
画面上部の「ノードパネル」から、「NOTE」や「Generator」をドラック・アンド・ドロップします。絵を描くように、パターンを作ります。視覚的にも楽しい作業です。
2画面下部の設定
画面下部の「NODE」には、音の動きを設定できます。「…MOVEMENT」の項目を選ぶと、NOTEやGENERATORが、ランダムに動きます。すると、偶発的なフレーズが生成されます。
「Audio」にはキー、オクターブ、スケールなどの設定があります。スケールを選ぶと、気持ちを変える、さまなまな曲調を選ぶことができます。
「リズム」には、テンポやビートに関する設定があります。
3ショートカット・キー
アプリ起動中に、「C」キーを押すと、すべてクリアーされます。「F」キーを押すと、モニターが全画面表示になります。
録音もできる他にも使い方はいろいろ
拡張子.wavで録音もできます。この音源を、外部アプリで編集することもできるでしょう。YouTubeでも、動画用の無料の音楽を集めたオーディオ ライブラリの提供はあります。そのような、オーディオ ライブラリに頼らない、オリジナルなサウンド素材づくりとしても、活用できそうです。
ランダムな生成にしておけば、いわゆる「環境音楽」としても活用できるでしょう。聴くことも、無視することもできるアンビエントミュージックが、設定した時間の限り流れつづけます。
Magic TrackpadやAir Display 2 – Avatron Software, Inc.” target=”_blank”>Air Displayなどを組み合わせると、演奏方法の幅が拡がりそうです。
クリエーターのサウンド素材としても、くつろぎと癒やしのためのアンビエントミューックとしても活用できる、可愛らしいアプリです。