「棚田さんに聞いた！iPodはもう不要?! iPod shuffleを上手にたしなむコツ」に引き続き、第二回目です。
見た目の大きさは似ているiPod shuffleとBluetoothオーディオレシーバー。Phone4Sの発表以来、通信キャリアを舞台にiPhoneをめぐる業務に携わる棚田さんに、iPod Shuffleならではの上手な付き合い方を聞きました。
安定性と信頼性を置けるiPod shuffle
棚田：私も、Bluetoothオーディオレシーバーも使ってます。しかし、電池消費が気になって、通常の有線イヤホンを持ち歩いてたりします。Bluetoothオーディオレシーバーとスマホの両方のバッテリー残量を気にしなければならないことはストレスです。
モクソン：レシーバーだけでなく、スマホ側の電池の減りも重要な問題ですね。
棚田：MW600というソニー製のBluetoothオーディオレシーバーです。電池持ちは、相当に良い方のはずなんですが……。意外と、外出先で充電残量がパタリと無くなったりで困ります。そうなると、有線のイヤホンを取り出して……となります。だったら、小さなiPod shuffleを最初から持って行けば良いじゃないか、となりますね。
モクソン：iPod shuffleは、完全充電時には最大15時間のオーディオ再生できる仕様にはなっているようです。
棚田：外出してカフェなどで仕事をしたり、長時間の移動時はiPod shuffleも持って行っておくと良い感じです。
モクソン：時間を気にせずに、集中できる。仕事をするためのアイテムとしてのiPod shuffle。
重要機能のGenius機能小さな容量に対してこそ 魅力を引き出す
棚田：容量が小さいのが難点といえば難点。だけど、あれもこれも全て入れておくでなく、聴きたいものを出かける前に詰めて出かけようよ、という考え方をすれば良いでしょう。
モクソン:お弁当を作るみたいですね！iTunesをこまめに、プレイリストを作ったりとか、整理整頓する習慣にも繋がってゆきますし！
棚田：何を選ぶか迷う、選んでいる時間がない場合は。Genius Mix機能がオススメです。iPod shuffleのために作られた機能何じゃないかと思うくらいにとても便利です。使っている方は、どうも少ないようですが。
モクソン：iTunesのGenius機能、たしかに忘れていました！Bluetooth機能あるなしのうんぬんとは、まったく違う切り口ですね！
Genius
Geniusは、ライブラリから相性の良い曲を選び出し、プレイリストとミックスを作成します。Geniusはある1曲をベース曲に選び、選ばれたベース曲と相性の合う曲をプレイリストとして選び出します。
【出典】Teach me iTuses より
棚田：iTunesのライブラリが大きくなるにつれて埋れていた楽曲をGeniusが発掘してくれたおかげて良さを再発見！このような魅力がありますよ。
モクソン：私は月に30枚以上のCDを新しく聴いているので、iTunesにはのライブラリに表記されているデーター数だけで数万曲があります……。自分で組み合わせるには無理があるので、「発掘」「再発見」をもたらすGenius機能には面白みを感じます。
棚田：単純に全部混ぜてランダムで聴くランダムプレイリストより、Geniusが似た感じの曲リストを作ってくれるので、この曲の後にこの曲を持ってきますか！という組み合わせの妙なんかも楽しめます。外で聞いていたらアレこの曲良いなと感じる、何と言うか、聞いた事のある曲なのに新鮮な喜びを感じたりします。
音楽特化だからこその不便さ(？)が、おもしろい
モクソン:iPad128GBモデルに、Geniusで同期をかけることは、時間的にも問題があります。人によっては、iTunesにある音楽データーがすべて入ってしまいかねない。
棚田：それもこれも、音楽特化、容量に制約のあるiPod shuffleならではの喜び、楽しさなんじゃないかなぁと。 お、同じタイミングで考え方がかぶりましたね。
モクソン:iPod shuffleには、それ独自の面白さが隠されているってことですね！iPhoneとは、まったく別物と考えた方が良いのかも。 iPod shuffleにBluetoothの機能を付けたら売れるンじゃないかと思ったんですが（笑）
棚田：なんでも出来てしまうiPhoneと違って、音楽特化だからこその不便さ(？)が生む喜びや楽しさが、おもしろいですね。
先生の紹介
【監修】棚田 隆さんPhone4Sの発表以来、通信キャリアを舞台にiPhoneをめぐる業務に携わる。Apple製品が大好き。生まれたときからiPhoneに詳しい。