SIMフリーのiPhoneが国内販売開始!!  サブ機として有効な活用法のひとつかも

技術
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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 11月22日、Apple StoreでSIMフリー版のiPhone5S/Cが、日本国内でも販売開始になりました。SIMフリー版のiPhoneの発表で、通信事業者キャリアの垣根を越えて、SIMを差し替えることができるようになりました。(http://store.apple.com/jp/iphone)

 
■SIMフリーのiPhoneで、むしろ割高になってしまうことも
これまでも、同じ通信事業者のiPhoneとなら、SIMの差し替えはできました。しかし、通信会社キャリアを超えてSIMを差し替えて使うことはできませんでした。これまでは、“限定的なSIMフリー”だったと言えます。通信事業者を問わない“完全なSIMフリー”のiPhoneを使う利点は、いくつか考えられます。
1複数年のサービス契約を結びたくない場合
2海外で地元の通信事業者を使いたい場合
とりわけ、「海外で地元の通信事業者を使いたい場合」は大きな利点と言えます。渡航先の国々の事情にあった、通信事業者のSIMを差し替えることは、理にかなうこともあるでしょう。
「複数年のサービス契約を結びたくない」という場合は、「持込新規」「持込機種変更」する必要があります。SIMフリーでiPhoneを購入し、各キャリアのサービスプランを結んで使うと、割高となってしまうと思います。二年縛りにちなむ、割引サービスがうけられないからです。通信事業者による使い方のサポートや、補償も受けられない可能性があります。
■AppleCare+も契約可能
これまで、新品のiPhoneを手にするためには、通信事業者との契約も必要でした。回線がないiPhoneを手に入れるためには、中古であったり、海外から個人輸入などをしなくてはなりませんでした。しかし、今後は不要となります。新品のiPhoneですので、AppleCareなどの契約でAppleのサポートも受けられます。
■二台目(サブ機)として購入するメリット
たとえば、フォトグラファーなら一台のカメラしか保有しないということはありえず、複数のカメラを“サブ機”として保有しているものです。シャッターチャンスを逃さないために。
「複数年のサービス契約を結びたくない」と思う背景にも、似た理由があるかもしれません。iPhoneは大切な情報をキャッチするためのツールです。商談だったり、取材だったり、デートの約束だったり。iPhoneは携帯電話だけではなく、カメラのことであり、ボイスメモなどさまざまな意味合いがあります。大切なイベントを前にして、iPhoneが使えないということは、避けたい事態です。
LTE回線を使えるnano-SIMカードとスマホを、すでに持っている人なら、購入はアリかも。サブ機としてのSIMフリー版iPhoneに、SIMを差し替えて使うなら!
【SIMフリーのiPhone 5c】http://store.apple.com/jp/buy-iphone/iphone5c
【SIMフリーのiPhone 5s】http://store.apple.com/jp/buy-iphone/iphone5s

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